7月26日(日)〜31日(金)
   
「韓国視察研修−子どもや女性への暴力防止をともに考える6日間の旅−
                  
2009年夏
7月26日(日)晴れのち曇りのち雨

 午前11時、成田空港第1ターミナル・南ウィングEカウンター前に成田出発組が集合した。
 今回の行きの飛行機が満席のために通常より30分はやい集合時刻にした。 スタッフは
 その15分前に集合したが、すでに到着している参加者もいた。 おのおの簡単に挨拶を
 済ませた。皆が揃った時点で、チェックインの手続きを済ませ、早めに出国手続きに進み、
 
搭乗まで、免税店での買い物などで、自由に過ごした。

 アシアナ航空101便は、B777−200ERという最新鋭の機種、席の配置が横に3席−
 3席−3席だった。真ん中が3席なのは有り難い。各座席の背の裏には、オンデマンドシス
 テムによるテレビ画面がはめ込んであり、映画・ゲーム・情報などを楽しむことができる。
 この機種は、2006年のニュージーランドへの視察研修時と同じものだった。今回は、2時
 間30分なので、楽しむ時間がほとんどないが、席の間隔が広いし、トイレの数も多いので
 とても人気の高い機種であることがうなずける。

 離陸後、しばらくして免税品の販売と飲み物のサービス、そして夕食のサービスが始まっ
 た。メインは、フライした魚のあんかけ、そのほかにご飯と冷やしそばとパン、デザートは
 ティラミスだった。アシアナ航空の食事はおいしいとの評判どおりの味だった。

 出発までの10分ほどの遅れを取り戻し、ほぼ定刻通りに仁川空港に着いた。新型インフル
 エンザのせいで、検疫の書類が追加されていて、あわてて記入し提出した。

 入国手続き後、スーツケースを受け取り両替をして、到着ロビーで関空組2名とガイドが
 待っているはずだったが見あたらないので心配したが、携帯電話で連絡後、すぐに出会う
 ことができた。

 バスに乗り込み、海鮮鍋の夕食のために梨泰院に向かった。レストランに着くと、すでに
 鍋が用意されていた。そこで嬉しいハプニング!今回お願いした「にこまるツアー」から、
 ビールの差し入れがあったので、旅の無事と研修の成果を願って乾杯!夕食後晴れて
 いれば、ソウル市街を一望できるNソウルタワーに上る予定が、食事の途中で雨が降り
 出し、あきらめかけたら、食事が終わる頃には雨があがったので、バスに乗り込み、タワ
 ーのある南山へ。バスの駐車場から、歩いて数分だが、坂道がきつい、息が上がりそう
 になったときにチケット売り場に到着、早速タワーへ。タワーで30分ほどブラブラし、バス
 でホテルへ向かう。ホテルの前に着いたところで「ガーン」なんとホテルの1階が工事現場
 と化していた。

 まさに「アイゴー」だった。このことは現地旅行社にも伝えられていなく、ホテル側は謝罪
 
する様子すらなく、最初から「韓国らしさ」を見せつけられた。1階が全て工事中なので
 朝食を摂るためのレストランもなく、明日の朝食は近くの「ソルロンタン」のお店に行くこと
 にした。明らかにホテル側の責任なのに、このところ中国人の客が多く、ソウル中のホテル
 が満室状態なので、ホテルも強気で交渉の余地がないとのこと、仕方なく現地旅行社が
 全ての責任を負うはめになった。

 そんなこんなでやっとホテルの部屋に入ったら、今度はバスタブのない部屋があることが
 発覚!二度目の「アイゴー」である。というのは、今年の2月に下見にきた際に、当初予定
 していたホテルに宿泊したが、全室シャワーのみだったので、すぐにバスタブのあるホテル
 ということで今回のサンシャインホテルにしたからだ。日本に帰ってから、地下にクラブが
 あるので、音が漏れて夜中にうるさいといけないと思い、リフォームが済んでいるなかで
 なるべく上の階にしてほしいと再度追加リクエストしたことが、どうも裏目にでたらしく、
 その時点で、最初のバスタブ付きがすっとんでしまったようだ。とにかくバスタブ付きに変更
 して、やっと一日目の眠りにつくことができた。

7月27日(月)雨のち曇りのち晴れ


 朝、目が覚めると、バケツをひっくりかえしたような雨、ソルロンタンのお店までホテルから
 歩くことにしていたので、これはクレームがでると思い、そく現地旅行社の社長に電話して
 バスの手配を頼んだ。しかし急なことなので、バスの手配ができず心配していたら、ちょうど
 ホテルを出る頃には、雨が止みホットした。フロント前に現地旅行社の社長が謝罪のために
 待っていた。この社長は、姓を「べ」と言い、韓流のお客さんには、姓の漢字が同じなので
 勝手に
「ペ・ヨンジュン」と親戚だと言っているそうだけど・・・(苦笑)

 ホテルからソルロンタンのお店まで歩いて5分ほどだった。現地ではおいしいと評判のお店
 だが早朝のため、まだお客さんがいなく、ゆっくり食事することができた。ホテルに戻り、バ
 スに乗り込み、午前中の研修先「韓国女性団体連合」に向かった(研修の内容については
 後日報告書にまとめるのでここでは省略)事務所の場所が以前(2004年)のところでは
 なかった。急に重要な会議が入ったので早めに切り上げてほしいとのことであった。その急
 
な会議とは、7月22日に強行採決された「メディア関連法」についてとのこと、私たちも協力
 しなければならない内容なので、快く承諾して早めに研修を切り上げた。

 韓国女性団体連合に向かうバスのなかで、皆さんより昼食のリクエストがあった「ジャジャン
 麺」の食べられるお店に向かうと、韓国の中華料理店としては綺麗なお店で、なんとソ・ジ
 ソプ主演の「ごめん 愛してる」のロケでも使ったお店だった。お店の名前は「珍賓」、場面
 はソ・ジソプ演じるムヒョクとお姉さんとガルチ(甥)がジャジャン麺を食べるシーンだ。
 あいにくそのシーンに使われた1階は、満席だったため2階で、ジャジャン麺とチャンポンの
 昼食を摂った。

 

 

 午前中が早めに終わったので、お昼を食べたあと、そのお店でアフターファイブの希望を聞
 いて調整するつもりが、あまりに希望が多すぎて、調整に手間取ってしまったが、どうにか
 まとまったので
午後の研修先「韓国女性の電話」に向かった。ここの事務所も以前のところ
 から引っ越したばかりだったが、今度は自社ビルとのこと、スタッフが忙しく働いていた。

 視察研修後は韓国伝統の街、仁寺洞へ。着後、解散。

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