6月20日(シュツットガルト〜ドレスデン)
さて、実はジャーマンレイルパスの割り当てが1日分浮いたため(ハカセのおかげで)、もしいけるなら今日はミュンヘンのほうに寄り、ノイシュバンシュタイン城観光に1日当てようかな…などと思いついていた。 ただそろそろ観光シーズン、しかもW杯真っ只中でさすがに宿もないだろう。どうしようどうしようとずっと考えていた。 クリスも「今日はこれからどうするの?」と聞いてきたのだけど、朝になって家をでるまでも私はいまからどこにいくかを決めかねていた。
名残惜しげに家を出るとき、なんとおみやげをくれる二人。「コレあたしが作ったキャンドルなの・・・」と恥ずかしそうにくれるかわいらしい丸型のキャンドル。ひえ〜〜!私はなんにもあげるものがないよ!ありがとう! たった一夜だけだったけど、ドイツ人の一般家庭におじゃますることができて本当にいい経験だった。これぞW杯マジックか。ホテルにぽつんと泊まるより100倍意義のある一夜だった。あと2日ほどこの家にいるという警官コンビとも記念写真を撮り、家をでた。 さて、駅について時刻表とにらめっこ。どうしよう。とりあえず私はドレスデン方面にむかわねばならない。 だって私の友だちB子が住んでいるのがドレスデン。「20日か21日くらいに行く」とは伝えてはいるのだけども。 だからドレスデンに直通でいけるIC(ICEじゃないので7時間もかかる!)に間に合うようにいま駅に到着した。ただシュトッツ〜ドレスデンはめっちゃくちゃ遠いうえに途中あまりみどころがない空白地。だからこそすこし東南のほうにあるミュンヘンおよび城に寄り道したいなぁ。 (参考までに、MAP画像で位置確認どうぞ) もじもじ、ええい!とにかくこの列車に乗る!そんで電車のデッキでガイドブックにある宿に片っ端から電話だ!!!!もし宿があれば電車を降りて、ミュンヘン方面へ行く!と。ああ、よかったマジで携帯役立つ〜。なにがいいかって、この携帯に誰からも電話がかかってこないため、電話に追われないわりに自分の都合のいいときにはかけられるというのがいい。 〜アポとり開始1時間後〜 …見事玉砕。 ミュンヘンおよびノイシュバンシュタイン城周辺の宿に電話するものの、まったく空きはナシ!そりゃそ〜だよ、W杯中だもん。さよならシンデレラ城…。 もうこうなったらあきらめはついた。このままドレスデンへ行こう。ただあきらめついたのが1時間後だったため、電車は主要都市のない空白地帯を走っております。もうこうなると大きな駅がないためいちど降りて、ICEに乗り換えることもできない。もうこのままこのICに7時間ぶっつづけでのり続けるしかないのだ〜。大移動だこりゃ。 Uバーンの駅にてインド系三つ子ちゃん発見。サッカー戦隊カレーレンジャー!
7時間の間、なんども気晴らしに訪れた食堂車。すてきでしょ?これぞ欧風〜てか。 17時半、無事にドレスデン駅に到着。よかった!インフォが閉まる18時前に到着できて〜(泣)。ドイツ人らしくワキ毛ボウボウのおばさまに丁寧に友人のすむ最寄の駅への行き方を教えてもらい、トラムでさっそうとむかう。車内の販売機でおたおたと切符の買い方を迷っていたら、若いレディがサッと教えてくれた。ありがたい、本当にありがたいよ〜。 トラムの窓から、友だちが立っているのを発見。久々の再会、こどものC(性別は伏せます)も大きくなってさらに可愛くなっている。おばちゃんは可愛いルックスの子が大好きである。ウハウハウハ。 友だちのゴイスな家をここで紹介したいところだが、ハッキリいってドレスデンの駐在世界、激狭です。いくら我がHP「スナフキン生活」がおしゃれマダム(?)に縁のないサイトとはいえ、どこかでつながりつながっていくともかぎらない…というわけで、友だちんちの写真一切ナシ!うわーんさみしい〜自分のことのように披露したいところですが、B子に迷惑がかからないようにここはジッとこらえたいと思います。つうかもう分かる人には分かりまくるんですけどね…もし「知ってます!」というおしゃれマダムがいらしたらぜひメールください。 んなーわけで、今夜はB子お手製の完全和食に舌鼓を打ちながら、これからの作戦を練るのでありました。あ〜〜大移動、疲れた〜。 ●本日の出費(1ユーロ=約148円) クリス家宿泊(1泊)…30ユーロ Uバーン(中央駅〜ホームステイ最寄り駅)…1.8ユーロ 水…2.8ユーロ×2 トラム(ドレスデン駅〜友だちんち最寄り駅)…3.4ユーロ ←噂には聞いていたがドレスデン、高い! |