‖学校 私が通った学校は、サンジュリアンでもさらに「夜遊びスポット」と言われるパーチャビルという地域のど真ん中に ありました。まあ、昼間は静かなものです。周りには飲食店やスポーツバー、ホリデイコンプレックス(長期滞在者向け アパートホテル)に24時間営業銀行などがあり、とっても便利。 マルタに着いてファミリーに挨拶を済ませ、2日後にはさっさと地中海2週間の旅にでた私。その間学校の手続きなども まったくせず。心配していたのですが「週のはじめの月曜日が、入学の日だからその当日にアポなしで行っても大丈夫」 のような感じ。本当かよオイ!と思っていたのですが、実際本当に行った日の当日に、クラスわけテスト(レベルを見るテスト)のあと、すぐに振り分けられて授業開始でした。ちなみにもちろんエレメンタリークラスです(ビギナーではないが、初級もいいとこのレベルっちゅーわけですな)。 持ち物は、辞書・ボールペン・ノート。 ![]() とにかく授業おもろい。この先生に中学時代出会っていれば・・・ 通った学校をAといたします。とにかくAは生徒の年齢層が高い。近くにも、わさわさと語学教室があるのですがたぶん一番平均年齢が 高いんじゃないですかね。東洋人は日本人のみ。ドイツ語圏の生徒が一番多いように感じますが、フランス、ベルギー、ロシア、チェコとそれなりにいろんな人種が集まっていましたね。 そして生徒が少なすぎるくらい少ない。これ、一見すごくいいように感じますが、同世代の 他国の友人ができないという大きなデメリットがありますね。実際、いま私がメル友になってるクラスメートは 「ロシア人(40代)」「スイス人(50代)」。あとはいきなりぐんと年下の「ロシア娘(20歳)」ですね。 唯一、仲良く慣れそうなドイツ人といい感じに接していたのですが、彼女は1週間で帰国してしまったので そこまで踏み込んでメル友になるような感じでもなく・・・。 休憩時間も、ホールはがら〜んとしてて、寂しいくらい。もっと生徒が多くにぎわってほしい気持ちもあるけど、 いまのままのマイナー路線を行って欲しいという気持ちもあります。複雑ですね。 生徒が少ないと、グループ授業の人数がとても少なくて大変勉強しやすいところは大きな利点です。 私のクラスは最初の1週間生徒4名、あとの2週間は生徒3名で、アットホームにのびのび勉強できました。質問もできるし 授業進行ペース配分もちょうどいいかんじ。 近所の有名どころである、ヨーロッパのがきんちょ(10代半ば)たちが団体で押し寄せるEFという 学校は、1クラス20人だそう。しかも毎年7月の1ヶ月間だけで1000人くらい受け入れているとか。・・・ありえない・・・。 EFのロゴ入りのおそろいのリュックを持つ子どもたちが、スリーマあたりに溢れていました。 日本人のオトナにはEFマルタ校をおすすめしませんが、反対に10代のお子様がいて、その子をマルタにプチ留学させる という場合はEFおすすめです。なんたって学校が用意するエクスカーションが多く、必ずEFのスタッフ(大学生らしい)が ついてくれるので、団体行動で安全なバカンスが楽しめるでしょう。 そしてAはあまりにもマイナーすぎて地元の人も知らない。というのもある意味デメリット。 なぜなら小規模すぎて、ありとあらゆるお店の割引提携店として認知もされていないのです。 例えば、私はマルタでコンタクトレンズをごっそり購入しました。これも有名な(大きな)語学学校ならばその レンズ屋と提携しており、学生は5%引きで購入できたのです。でもAの学生証では通じませんでした。ガクッ。 ![]() 広いホールを囲むように10畳ほどの教室が何室もある ![]() インターネットルーム。フレンチのガキどもが占領している で結局、よく言えばアットホーム、悪く言えば閑散としたAを、私はどう感じたかというと 「もし、またマルタに行くことがあれば、あの学校に行きたい」 と 思いますね。学生たちの年齢層が低くないので居心地がよかったのと、とにかくいい先生にあたったのが大きいです。 他の生徒にも評判のいい先生で「彼女は教え方うまいよね、楽しいし」とのこと。うんうん、いいよね。 そしてクラスメートとの相性も抜群でした。これはあとの章でご紹介。 ディレクターのD女史、E校長ともに、暖かい人だし、こまめによく働くし。本当に素敵な学校でした。 でも、近所の英語学校で気になるところはいっぱいありました。学校を数校変える人もいましたし、 いろんな学校にいってみるのもいいですね。 しかし、マルタではAなんていうマイナーな学校から、世界規模のでかい学校がたくさんあります。 英語googleで検索したらたぶんいっぱい出てきて驚くのではないでしょうか。みんな、マルタをなめてちゃいけません。 本当にヨーロッパではかなり有名な「語学遊学バカンス」のメッカのようです。 興味のある方は↓のリンク先で探してみるのもいいですね。 search MALTA.com http://www.searchmalta.com/dir/Education/Languages/Language_English/index.shtml ![]() 私たちの教室。なんかいかにもガイコクな感じだよね。 >>next text「マルタの猫」 |