妄想展示室:「矛と盾」

百円ショップで造る剣
Tutorial: Lunch pick sword

まえおき
Introduction

 市販品に比べて非常に低コスト(1本あたり)で造ることが出来る剣(苦無風?)です。材料が軽いので人形に持たせても腕が下がる事は無いと思います。

This is tutorial of how to make light-weight and low-cost sword.

<材料および工具>
Tools and materials

 主だった材料(※印以外:2010年2月時点)は百円ショップで購入可能です。

<剣身>
Step 1: Make a blade

1
  •  ピックの差す部分(ご覧の通り、もろ剣身型です)をやすりとペーパーで研磨してバリを取ってから塗装します。写真はメタルカラー塗装後、布で軽く磨いてから表面保護のためクリアを上塗りしています。
  •  乾燥後、ピックの持ち手部分を切り離します。

<柄>
Step 2: Make a handle and hilt

2
  •  プラパイプを15〜20mmに切断した後、片方にジャンクパーツ、もしくはビーズをプラ棒を接続ピンにして接着し柄頭を造ります。お好みで鍔を着けてみてもいいでしょう。
  •  出来た柄に剣身を接着します。乾燥後、柄のパイプ部分に透明ボンドを塗って糸を巻き着けます。

<鞘>
Step 3: Make a cover

3
  •  剣身+10mm程度の長さに塩ビパイプを切断し、断面が楕円になるよう軽く潰します。片端にエポキシパテを盛り付けて整形し、鞘の先端部分を造ったら全体を塗装します。(写真では反対側にも盛り付けてアクセントとしています)
  • (2004/04/01追加)塩ビパイプは塗料が乗りずらい上はげやすいので、鞘本体には製本テープを巻いて透明ボンドで固定した方が楽に出来ます。

<組み立て>
Step 4: Assemble

4-1
  •  剣を鞘に納めて完成。必要に応じて剣帯を合皮テープで追加しても面白いです。
4-2
  •  人形との対比はこんな感じになります。いわゆるショートソードと言った所でしょうか。

<そのほか>
Others

5-1
  •  これはコンビニで買った洋菓子についてたピックをそのまま洗って塗っただけです。
  •  上で作った剣より更に一回り小型で柄も細くなります。22cm級向けの練習用剣、もしくは1/12向けとして見立てると合いそうです。
5-2
  • (2004/04/01)こちらは最近百円ショップで見つけた、その名もずばり「ケンピックス」。柄まで付いてて大変楽です。これも塗れば加工おしまい。
  •  かなり短いですが幅と柄の太さは1/6向けに十分。