オビツ23ボディの首ジョイントは生産時期によって内部構造が異なります。このため、関節部の削り込みの方法もそれぞれに応じて変わってきます。
The neck joint of Obitsu23 body has different shape and structure with the season it was produced. Therefore, the method of modifying changes depending on each.
初期型に関しては削り込みの項で説明済ですので、ここでは他のタイプについて言及します。
I wrote the method of modifying for first version in basic sanding. In this section, I want to write about other version.
中期型に関しては削りを入れるとジョイントが抜けやすくなってしまうので、ボールジョイントなり別の関節を組み込むなりした方がいいです。ただし、上記した通り首そのものが細いうえ強度も高くありませんので、なるべく小型の関節を用意する必要があります。
個人的には関節化するより、3mm径の自遊自在を埋め込んでしまった方が可動域も強度も上になると思います。
後期型の場合、強度面の不安はありますがジョイントが抜けない構造ですので首内部のリブを削り落とし、合わせて中期型の名残りでジョイント軸の真ん中当たりにあるリブも削って棒状にしてしまうとある程度の可動域は確保できます。
あくまで実験改造ですが、中期型ボディの首内部にボークスEBB系ボディの首内部フレームを埋め込んでみました。