第二話『導入、ブラックソンの復讐』
よーやく購入いたしました。アップグレートバージョン『ウルティマオンライン−ブラックソンの復讐−』
会社帰りに駅近くにあるパソコンショップにふと寄ってみると、当たり前のよーにあるではありませんか。
アップグレートバージョンなら値段も手頃。買わない手はありません。
早速帰ってインストール。
２Ｄ、３Ｄの選択を選べるようです。
推奨スペックを見て、迷わず２Ｄをクリック。
３Ｄ無理。
だがしかしっ！ これにより今まで見れなかったモンスターの一部が見れるようになるのですっ！！
早速ログオンっ！ そしてＲＯＭと新しく購入したＤＡＴＡをパシャリッ！！
か、かっこえ〜〜〜♪
いやーっ！ 素敵よーっ！ ＲＯＭ様〜！！ ＤＡＴＡ様〜〜！！
もう灰色の土エレじゃありませんっ！
ん〜なんかゴーレムマスターって感じだねっ！
凄いよ細工師っ！！
罠箱の応用でどーやってこれ作ってるのかは
聞かないでおきますねっ！！！
よしっ！ ついて来いお前達っ！！
Ａll Follow me!!
|
ギッションガッション
|
 |
あー、ＲＯＭ君？
バランサー壊れてる？
とりあえず、しばらく歩かせてみてこけたりしないことを確認し、
さっそくデーモン狩りにれっつらごー。
強いです。強いですゴーレムっ！
ってか、デーモンが弱くなったのか！？
なんか新しいデーモン一回り小さくなって貧相です。
バランサー以外に問題のない二機のゴーレムに勝てるはずありません！！
と、気持ち良くサクサクとデーモンを狩っていると
Ken-Dummyという方がなにやらモンスターをけしかけてくる。
む？ ＭＰＫか？
やたら手慣れた風にLLやイフリートをけしかけてくる。
く。やるなっ。
しかしこっちにはＲＯＭとＤＡＴＡがいる。
ごー！
だがしかし、圧倒的な数にどんどん押されるＲＯＭにＤＡＴＡ。
やばい。やばいぞこれはっ。
とりあえずプロフィールを見てKen-Dummyの確認をする拙僧。
!?
ていまーぼくめついいんかい！？
噂には聞いていましたっ！！
ハジメマシテ！！（パニック中）
結果・・・必死こいて命令を出し、逃げもしたのですが。
向こうは手慣れてます。ベテランです。
おそらく、ＵＯ界で一番テイマーを屠るのが上手な方々です。
善戦空しく、ＲＯＭとＤＡＴＡはモンスターの餌食に。
その後、カウント覚悟でKen-Dummy斬りかかる拙僧。
マジで斬りかかる拙僧。
首しめて殺せるなら締めてます（血涙）
いつも一緒にリッチを狩ったね・・・ＲＯＭ。
君のことは忘れない・・・。
短い間だったけど・・・楽しかったよ・・・ＤＡＴＡ。
君のことは忘れない・・・。
マジで落ち込みかけましたが、とりあえずここでくじけることこそテイマー撲滅委員会の思うつぼ。
そーはいくか撲滅委員会！
俺は笑ってやるぜ撲滅委員会っ！！
はっはっはっはっ！！
ＲＯＭを壊されたぜこんちくしょー！！（笑）
・・・ここでの『（笑）』はＲＯＭに対する侮辱だごるぁーーー！！（立ち直ってなし）
とりあえずブリに戻り、そこにいたＧＰｓのPRADA殿にこの胸の思いをぶちまける。
するとPRADA殿、そんな相手への対抗手段を教えてくれました。
名づけて
熊ＢＯＸ
いや、それあんまりだと思うぞ。
話の種にこの熊ＢＯＸを食らってみましたが。
テイマー撲滅委員会が存在する理由が
心の底から分かりました。
いや、賛同はしませんけどね。
でもしゃーないだろ。
だってずるいよすごいよテイマー。
その後PRADA殿と分かれ、幾分テイマー撲滅委員会への溜飲が幾分さがった拙僧。
いや、でも
出会ったら斬るけどね（目、マジ）
そんな根暗な覚悟を心に誓っていると、同盟ギルドＦＥＭのROSE嬢が手を振っている。
ROSE嬢「やほぉ〜〜♪」
拙僧「南無〜♪ なにしておるんでござるか？」
ROSE嬢「うん。これからイルシュナー行こうと思って」
拙僧「あ、拙僧今日からイルシュナー行けるでござるよっ」
ROSE嬢「ホント？ じゃ、一緒に行く？」
拙僧「ういういっ♪ お供いたすっ」
ROSE嬢「じゃ、デートだねっ♪」
拙僧「で、でーとでござるか！？」
きゃーーーーどしよっ！！（キュッキュッキュッ）
と、思わずハゲに磨きをかける拙僧。
だって
なにかあったら大変ですから（鼻息荒し）
ROSE嬢が開けたゲートにタダならぬ覚悟を秘めて飛び込むエロ坊主。
ROSE嬢「いくよー♪」
はいっ！！
準備はできてます！！（？）
そしてやってきました
ドラゴンです。
ROSE嬢「んじゃいくよー♪」
気楽に言いやがりますこのお嬢
だが、手慣れた風にポイズンフィールドを展開させるROSE嬢。
ちなみに拙僧戦士。
ROSE嬢メイジ。
狩り手段 ＝ 真正面から特攻
ドラはドラでしか倒せないって思ってました。
人類が手を出してはならない生き物だと思ってました。
やるんスね？（涙）
とりあえず拙僧のメインコスチュームの笠を脱ぎ、ヘルムをかぶって少しでもＡＲを上げる。
ROSE嬢「いやん。似合わなーい」
やかましい
ここはなんとしても生き残――（ガブ）
うぎゃあああああああああああっ！？
とりあえず
しゃれになりません（涙）
一噛みで４０発ちかく持って行きやがります。
ＨＰ満タン時のブレスは
人類が耐えれるものではありません（涙）
いやむしろ絶えます（滝涙）
だがしかし、ここはドラ退治に長じたROSE嬢
拙僧を囮にして着々と戦果を上げて行きます。
４、５匹ほど退治して、ROSE嬢の秘薬がつきかけ、そこで撤退。
拙僧ボロボロ。
ROSE嬢はたっぷりと拙僧に囮料を下されました。
だけど。
二度と行きません
帰路についた途中で出会ったnekoguchi殿
ROSE嬢「でぇとなのよ。うふふっ♪」
nekoguchi「あらやだ。うらやましいわ坊さま」
あーいーぞ。
いつでも代わってやるぞ
とりあえず、「二度と行かなねぇ」と心に誓う拙僧であった・・・。
