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第三話『負けず嫌いな者ども』

 

やぁ

 

ギルドsexにやられて

 

 

また下半身のみの衣類をもってかれた人形だよ。

 

 

 

 

 

 

敗者の行進

 

 

 

 

 

 

 

 

屈辱

 

 

 

 

 

 

最近はPKの方でも連合、共同戦線が多く油断なりません。

 

下手すると15分に一回攻め込んできます。

 

 

 

 

大好きなリッチ場は毎日がPK三昧です。

 

 

 

 

 

 

なんであんなに緊張して
爺ぃ斬らねばならんのでしょ!?(涙)

 

 

 

 

 

そしてこんなときに限って横切る赤ヒーラー

 

 

 

マジで引きつる拙僧の心臓

 

 

 

 

とあるIRC記録

拙僧 : うう。赤ヒーラーでびくつくでござるよぅ
Mさん : 斬れ
拙僧 : 斬るか

 

 

 

 

 

すみません。

 

 

 

 

 

 

ナチュラルにテンパってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしユーリッチ場(廃墟跡地)には心強い方々が巡回しておられます。

 

 

それはギルドH.L

 

 

 

とあるPKギルドからは謎のギルドと囁かれ。
ヘルプを発信してから三十秒以内に到着という、ピザ屋もびっくり的速度の対応力。

 

怒涛のルート速度っ!!

 

 

時折起こる「誰もIRC見てねぇ!?」状態!!

 

 

 


IRCでの意外にお茶目な猛者どものトーク!!

 

 

 

 

 

 

 

さあ呼びましょうっ!!

 

 

 

 

 

助けてH.Lぅ〜〜〜〜〜〜!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

・・・なんでモノクロなのかって?

 

 

 

 

 

中央にいる幽霊は誰かって?

 

 

 

 

はは。馬鹿だなぁ。

 

 

 

 

 

 

PK五人に追われてる時に

写真なんて撮る心理的余裕があるわけないだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むしろ幽霊になったとき

開放された気分だったさ(涙)

 

 

 

 

それでもやっぱり幽霊でぱちぱち撮っても、あちらは馬に乗ってやたら素早く行動されるH.L。
唯一まともにとれた写真が上記の写真でした。あしからず。

 

 

 

 

 

 

 

これ以上H.Lの方々と共に行動しているとただの迷惑小僧になってしまうので早々に退散し、
GPsにおもむき、せめて一対一でなら戦えるようになろうと誓う拙僧。

 

 

 

 

 

ちょうど暇そうにしていたGPsのギルマスであるaliceがいたのでひっ捕まえ、タイマンを行うことになった。

 

 

 

 

 

 

拙僧「かるぅく勝負いたそっか?(にこやか)」
alice「おっけー。かるぅくやろっか(ほがらか)」

 

 

 

 

そして二人は装備に身を固める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拙僧 : バンク斧&リフレクアイテム常備

 

alice : インバルフル装備&氷の杖

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両者殺(と)るつもりです!!

 

 

 

 

 

 

 

拙僧とalice、両者に共通しているのはとにかく負けず嫌いということ。
特にこのタイマン勝負だけは、互いに欠片もゆずるつもりはない。

 

 

 

 

 

 

 

両者「こいつだけには負けん」

 

 

 

 

 

 

そうして始まる両者の意地の張り合い。

 

 

 

 

 

 

 

10分後・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20分後・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

30分後・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マヂで勘弁してください(涙)

 

 

 

 

 

 

一対一の勝負で30分ってなんだよ!?

 

 

 

 

 

赤ポーションと黄ポーションの飲みすぎで
お腹ぱっつんぱっつんだよっ!!

 

 

 

 

 

 

 

だがしかし、これが拙僧とalice殿の勝負なのだ。

 

平均試合時間15分強。




拙僧のバンク斧の攻撃は、向こうのインバルフル装備に阻まれ、
あちらの魔法コンボは、こちらの怒涛のコンカッションブローによって阻まれる。

 

 

 

 

互いが互いの持ち味を大幅に殺すため、毎回当たり前のように長期戦。

 

 

 

 

 

「もういいじゃないか・・・」
そう囁かれる胸の内の声にうるさい黙れしゃべるなと返しながら両者は思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

両者「殺す殺す殺す殺す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、両者の秘薬、ポーションが尽きての引き分けに終わる。

最近はこればっかしである。

 

 

 

 

秘薬の尽きた鞄にポーションの空瓶を投げ捨てながら、両者戦い抜いた朗らかな笑みで両者を称え合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両者「次こそは殺すネ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あらかじめalice殿の名誉のために申し上げておきますが、
上記の話はややフィクションです。
両者の発言や行動に若干の修正が加わっている事をあらかじめご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

誰ですか?

 

 

 

 

 

 

 

「ノンフィクションだろ」って突っ込む人は?

 

 


赤ポーション

UO界のリポ○タンD。
 飲むとスタミナの25%を回復するものと全快する二つのタイプがある。
 主に利用されるのは後者の方で、これを使いこなせる者と使いこなせない者との差は、ダンジョンでの死亡率の差と直結する。
 なんか飲みすぎると太りそうな気もする。

黄ポーション

 UO界の傷薬。
 斬り傷だろーが刺し傷だろーが殴られ傷だろーが飲みゃーなおるやたら万能薬
 一度飲むと十秒ほど飲めなくなるのは、とてつもなくまずいせいだろうか?(だから十秒ほど気合充填時間がいるとか・・・)

H.L

 LgMと同盟してくださっているギルドの一つ。
 やたら迅速なPKK集団で、ヘルプを出すと30秒以内に駆けつける猛者達。
 主にユーの廃墟跡(リッチわく場所)での狩場維持に多大な貢献をしてくださっている方々。
 特記 : やたらルートが早い。
 
HLのHPはコチラから

負けず嫌い  対人に強くなるために一番必要なもの。
コンカッションブロー

 斧等の両手のソード系武器のスペシャルブロウと呼ばれる特殊攻撃。
 この攻撃を受けたキャラは一時的にINTが半分になる通称『メイジ殺し』
 今回アップした『ブラックソンの復讐』だと、やたら破壊力のありそうな効果音が発生する。

MugenのPK

 やはりスキルロスがないせいか、やたらと大らかでサービス精神旺盛
 スキルなどが未完成でも突貫してくる駆け出しPKがいるのも、Mugenの大きな特色の一つ。


行っとけ! お勧めな魚(うお)

 ケラケラと笑ってしまう雰囲気が実によい。
 元気いっぱいで楽しく読める。
 毒をポーションで消そうとして消えなかった話などは、素で笑ってしまった。

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