BACK
TOP
HOME
NEXT

■成長したよ!


 コットが桃蜜酒をすすっていると、少し精悍な顔つきになったディアが宿へと入ってくる。

コット「おかえり」

ディア「ただいま。今回の遠征は少しくたびれましたわ」
コット「その分、鍛えられたみたいやね?」

ディア「そうかしら? そうかもしれませんわね。なんたってレベル4のプリーストになりましたわ」
コット「そりゃ凄いっ♪ ほんなら、そろそろBクラスキャラクターになったんちゃう?」

ディア「? なんですの? Bクラスキャラクターって」
コット「えっとね、キャラクターの技能を経験点に換算し後未使用分と足して、その合計が10000点超えてる?」

 ディアの場合、

プリースト
1レベル(1000)
2レベル(1500)
3レベル(2000)
4レベル(3000)

計レベル(7500)


ディア「えっと……それに未使用経験点が3000点ありますから合計10500点。10000点超えてますわ」
コット「おめっとさんっ♪ Bクラスキャラクターになったねー♪」
ディア「Bクラスキャラクターになると、なにかあるんですの?」
コット「Bクラスキャラクターになると、新しくキャラクターを作ることができるねん」

ディア「つまり、プレイヤー一人に付き2人までだったのが、新しく3人目を作る事が出来るのですわね?」
コット「そそそっ。」

ディア「わー。どんなキャラ作ろう?」
コット「しっかーもっ!」

ディア「わぁ!?」
コット「更に経験を積むことによって、AクラスSクラスにもなれるんや!」

ディア「そ、そうなるとどうなりますの?」
コット「高品質武具を注文した時に、短い期間で完成したりするんや!」

ディア「まぁ! 良いですわぁ♪」
コット「たっだーしっ!」

ディア「きゃぁ!?」
コット「制限も付いてくるんや。例えばBクラスのキャラクターがCクラスのセッションを受けると、その経験点を半分にせなあかん」

ディア「えぇ!? 500点もらえるところを、250点にしなければなりませんの!?」
コット「せや。楽なセッションばかりで強くはなれん。っちゅーことやねぇ」

ディア「うう。やっぱり世知辛いですわぁ〜」


■GMの経験点とGM報酬。
コット「ただし、これには例外があるんや」

ディア「? 例外?」
コット「それはGMや。GMもセッション終了時に経験点を受け取れるやろ?」

ディア「受け取れますわね」
コット「その場合、どちらか二つを選択できるんや」

 ・自分のキャラクターに経験点500点を与える。
 ・自分のキャラクターに報酬500ルクスを与える。

ディア「これはどちらでもよろしいんですの?」
コット「ええよ。しかも経験点は例え低レベルセッションをやったとしても、そこで受け取った経験点を減らすことなくAクラスに与える事ができるんや!」

ディア「う、羨ましいですわっ!」
コット「しかも! 依頼ボードに依頼を書き込んでセッションを行った場合、GMは経験点500点と報酬500ルクス、どちらも受け取る事ができるんやっ!!」

ディア「羨まし過ぎですわーーー!」
コット「Sランクキャラに経験点を与えるときは、他のランクでは500点与えられる所が、100点になるんやけどね」

ディア「Sランクに与える時だけ、少なくなるんですねっ!」
コット「そーや。Sランクは、セッションでも最大100点って決まってるんや」



 キャラクターが規定の経験値を得ましたら、登録ボードのキャラクター名の先頭に次のように記載してください。
・経験点が10000点以上になった場合 ネームの先頭に『B:』と記入(全角英数字の大文字で入力)
・経験点が15000点以上になった場合 ネームの先頭に『A:』と記入(全角英数字の大文字で入力)
・経験点が20000点以上になった場合 ネームの先頭に『S:』と記入(全角英数字の大文字で入力)

 経験点20000点以上のSクラスキャラになった場合、遊戯会ではセッションを受けても経験点はモンスター経験点のみか、最大100点のどちらか少ないほうしか受け取れません。

例1)とあるセッションで経験点500点、モンスター経験点16点の計516点でした。ですがSクラスキャラは16点しか受け取れません。
例2)とあるセッションで経験点500点、モンスター経験点116点の計614点でした。ですがSクラスキャラは100点しか受け取れません。

 遊戯会では、経験点20000点が事実上のストップです。それ以上はまず成長しないものと解釈してください。



BACK
TOP
HOME
NEXT