第六話『グーデルバード邸にて』 
        GM:んじゃま、次の日。 もう出発でいいかな?  
          リース:とくにやることは無いです。神殿で朝のお勤めしてからみんなと合流しますね。 
           
          GM:それじゃ、なにごともなく、グーデルバード家の正門前までたどり着いたよ。  
          メリッサ:どんな様子のお屋敷?  
          GM:思わず、『ぽか〜ん』って口開けたくなるほどのお屋敷。  
          ユーファ:ぽか〜ん 
          GM:そうそう。そんな感じ(笑)  
           リース:わ〜……依頼のたびにでっかい建物見てるなあ。 
          ガルフ:門番とかいる?  
          GM:いるよ。ピッカピカの衛士の簡易鎧を着こんだ門番が、二人。 
          メリッサ:私だってピッカピカだい(いばり)すいませーん。(にっこり) 
           
          GM:門番兵は同じくにっこりと応対するよ。「はい? あ、お待ちしておりました。メリッサ様でございますね? どうぞ、今、馬車を走らせておりますので、しばらくお待ちください」 
           
          メリッサ:ば……馬車だぁ?!  
          GM:正門から本館まで、馬車で10分くらいかかるんよ。 
          ガルフ:なんとまあ……。  
          ユーファ:ぽっか〜ん。  
          リース:なんというか……すごいですね〜……。  
          GM:しばらくして、パッカラパッカラと豪華な4頭だての馬車がやってくる。  
          ガルフ:4頭だて…… これほどとは、思ってなかったな……。  
          リース:……本当ですね……。 
          GM:「どうぞ、おのりください。ガルフ様、リース様、ユーファ様、メリッサ様、スパイク様」  
          メリッサ:乗りましょう。  
          ユーファ:お、お邪魔しますぅ〜。  
          GM:んじゃま、バッカラバッカラと馬車は走る。馬車内は恐ろしいほど揺れが少ない。 やがて、馬車は本館前でゆっくりととまる。そこには、10人ほどの召使いたちが静かに待ち構えていた。 
          『いらっしゃいませ』  
          メリッサ:圧倒されるもんか。負けないぞぉ。 
          GM:やがてゆっくりと一人エルフの召使いが前に進み出る。「お待ちしておりました。こちらへ……ご主人様がお待ちでございます」 
          ガルフ:……こういう世界もあるんだな。ここまでみせつけられると、逆に腹が立ってくる。 
           
          GM:ガルフ一同の反応にはあまり興味がないらしく、エルフの召使いはそのまま君たちを館内へと招き入れる。  
          ユーファ:お上品ぶって歩こう。 
          スパイク:うむ。……どう歩けば、お上品になるんだろう?(笑)  
          リース:なんか変な歩き方に見えるんですけど……(笑)  
          ユーファ:腰をクネクネと(爆) 根が上品でないので、実際のところ分からない(笑) 
           
          スパイク:やめんか。気色の悪い(笑) 慣れないことはしないほうがいいぞ。 
           
          GM:「先程より、ご主人様は第三私室のほうでお待ちです。さて、その前に……」そういって、エルフの召使いは君達の方へと振り向いたよ。 
          スパイク:……なんとなく、武器を構えたくなるな(笑) 
          GM:んな行動は無視だ(笑)「恐れ入りますが、これから先はお手持ちの武器類を全て預からせて頂きます」  
          ユーファ:杖もやっぱり 「武器類」なんでしょうね。  
          GM:当然だね。 
          リース:まあ当然といえば当然ですね。 
          スパイク:ふむ。あいよ。  
          メリッサ:それじゃ、これ。大切に扱ってくださいね。お預けします。 
           
          GM:「恐れ入ります。大切に保管させていただきます」 
           
          ここで、ガルフ君がちょっと抵抗します。 
           
          ガルフ:……それはご主人の意向か?  
          GM:「いえ、私の独断でございます」  
          ガルフ:そうか……なら、従う気はないな。この館に来た目的からして、武器を手放すのは妥当とは思えない。 
           
          スパイク:お、おいおい……。  
          GM:「……どのような要件であれ、他の屋敷に入る際に己が潔癖の証を立てるを、妥当ではない。と……?」 
          ガルフ:俺達に対する依頼には、護衛が含まれていたはず。話し合いが成立した暁には、その場で仕事が始まることになる。違うか? 
           
          GM:「ガルフ様が護衛の立場になりますれば、改めて武器はお返しいたします。しかし、ガルフは様は今現在、御依頼を受諾されたとは聞き及んではおりませぬ。であれば、やはり武装は解除していただきます」 
           
          ガルフ:……分かった。  
          GM:「……ありがとうございます」 
          スパイク:……ふぅ〜〜。なんか、緊張したァ(笑)  
          ガルフ:いや〜、このパターンでいきなり襲われる、ってのが多いもんで、ちょっと抵抗してみました。 
           
          GM:よぉ〜〜〜く分かります(笑)ガルフはあそこで抵抗するとおもってましたから、予想通りですよんっ。 
          「それでは、こちらへ……」  
           そういって、エルフの召使いは一つの部屋の前までに案内する。  
          「リーデン様、お客様をお連れしました」 
           中からは、先日聞いたリーデンの声が返って来る。 
          「 はいティシティニーさん。入ってもらってください」  
         
        GMの独り言 
           まぁ、ガルフらしいところが出たって感じかな? これはこれでよしっ。 
           なんだかなんだでかなり時間がかかってのグーデルバード邸への以来確認でございます。 
          ……皆さん、ホント慎重ね。 
           私のシナリオって、やっぱり(ぶつぶつ) 
         
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