第一話『子供に嫌われた冒険者たち』
メリッサ:ところで、メリッサを作った時って、ルールブックを持っていなかったんですけど、旅人の生まれってことは、バード技能を持っていたのだろうか???
GM:……ふえ? メリッサの生まれって、旅人なの?
メリッサ:そうです。はい。
GM:だったら、バード持ってるよ。
メリッサ:ですよねー。気付くの遅すぎ(爆)
GM:技能が一つ増えたね(笑)
メリッサ:何もしてないのに増えた(笑)
GM:これからは歌う戦士(笑)……深読みすると恐っ!(笑)
メリッサ:唄う戦士。深読みって何を読んだんだか……? 呪歌は何にしようかなぁ?
GM:歌いながら敵をざっくざっく……恐っ!(笑)
メリッサ:唄いながらは切れないのでは?(笑)
GM:マウントポジションで、ベートーベンの『運命』を口ずさみながらボテナグリ……恐っ!
メリッサ:何にしようかな……うん、『ダンス』にしときますわ(聞いてない)
GM:さて、例の行方不明騒ぎからすでに三日が経過した。その間、二回ほど失踪モドキの事件が起こったね。 その二回とも探しに探して、結局ポツンともとの場所にいる。そんな感じ。
ガルフ:参ったな。カギを握ってるのは子供達なんだろうが……。
GM:さて、今日も変らず二人の子供は授業を受け、変らず皆さんをうとましく思っております。特にミティ(笑)「もーーっ! だからついてこないでっ!」「……」
メリッサ:まあまあ。気にしないで。
GM:「気にするわよっ! 毎日毎日っ!」
メリッサ:だって、これが仕事だもーーーん♪
ユーファ:(ひとりごと)ここまで嫌われると、どーしたもんか分からん。
スパイク:(同じく独り言)まったくだ 。
GM:んでもって、その日の夜。みんなどこにいる?
ガルフ:剣を抱いて、子供部屋の前、かな?
メリッサ:ガルフに同じですね。
リース:交代制で部屋の前で見張り……ですね。
スパイク:俺は外回り……って、部屋の前多過ぎ(笑)
ユーファ:そうでもないよん。あたしはとりあえず与えられた部屋で寝てるから。魔法使いには睡眠が大事なのだぁ〜。
リース:あの〜……交代制にしません?二人一組で。
ガルフ:そうだな、交代で部屋を見張ってたことにしよう。ユーファ、お前も参加するんだぞ?
ユーファ:え〜〜〜(笑)
ガルフ:2人交代なら、メリッサとユーファ、俺とリースの組み合わせでいいか?
メリッサ:いいですよん。妥当じゃない?
GM:それじゃ、今誰が起きているのか教えて。
スパイク:……俺は?
リース:……あ、スパイクさんが抜けてる。
ガルフ:スパイクは外回りだろ?
スパイク:休みなしかい……いいよ。それで(笑)
ガルフ:昼間にでも適当に寝ててくれ(笑)
スパイク:夜食は冷えてるんだよなぁ(笑)
GM:んじゃ、寝てた人は−2。起きてた人はマイナス修正なし。冒険者レベル+知力ボーナスでチェックしてみて。スパイクは外だから、振る必要なし。
スパイク:あーい。
ユーファ:寝てたということで、−2でダイス振ります(コロコロ)9。
メリッサ:ということは、わたしも寝てたことになるのね(コロコロ)10。
ガルフ:(コロコロ)13だ。
リース:え〜っと……レベル2+知力B2+ダイスです(コロコロ)10ですね。
GM:ふむ……ガルフだけかな? それじゃ、ガルフは部屋に近づこうとして、タタタタタ……っと逃げていく小さな影を見つける。
ガルフ:ふむ、どうしようか? (メリッサとユーファを)起こしたほうがいいか……。
ユーファ:ぐかー。
メリッサ:すーすー……。
リース:……(今回の事件の謎解きを頭の中でしてたり)
スパイク:……(明日の朝食の献立を頭の中でしてたり(笑))
GM:(……あのね)考えてると、謎の影は逃げてくけど?
ガルフ:(よし!)何かいる。追うぞ、リース!
リース:え? あ、は、はい!
GMの独り言
メリッサはいきなり技能が増えましたね(笑) しかもGM泣かせの<ダンス>ですかぁ(笑)
さて、 徹底的に嫌われ続けている冒険者のメンバー。
この辺でそろそろ状況を変えなきゃね〜。
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