第四話『依頼を無視する冒険者たち』 
           
          GM:それじゃ、夜になっていい? それでは…… 夜。当然ながらミティとユートも起きてる。そして、その手には食料庫の鍵(笑)「こっちが食料庫。んで、あそこの地下室の下に、マンホールがあるから……」 
           とまぁ、昼間のうちに子供たちもちょっとだけ下調べをしたみたいだね。君たちを要領よく案内していく。と、ユートがみんなの袖を引っ張る。 
          一同:何?? 
          GM:「……マグタニさんたち、おねがいしますっ。おにいちゃん、おねえちゃん!」 
          ガルフ:……ああ、任せておけ。 
          ユーファ:うーん、可愛い♪ お姉さんたち頑張るからねっ!  
          スパイク:おにーさんに、まかせときなってっ♪ 
          リース:……うん、分かった。できる限りうまくやってみせるよ。 
          メリッサ:分かった。あとは心配しないで。  
          GM:あとね、「それで……これ……」って言いながら、ミティがもじもじして宝石箱を差し出すよ。 
          ガルフ:?(箱を受け取る)これは……? 
          GM:「私のたからもの。せ、せいとーな、報酬よっ」と、ハズカシそうにそっぽを向きながら。  
          メリッサ:何が入ってるの? 
          ユーファ:もうすでに(宝箱を)開けてたりして(笑) 
          GM:当然、宝石だね。軽く50個はある。もちろん、一個一個は大した価値はないだろうけど、それでも相当なもの。 
          ユーファ:貰っちゃっていいのかなー。 
          スパイク:……ありがたくもらっとこうや。 
          メリッサ:ありがたく使わせて貰うね。それでいいよね? 
          リース:ええと……はい、メリッサさん。ミティ、必ず無事に彼らを届けて見せるよ、約束する。 
          ガルフ:……これで俺たちは、この子達に雇われたことになるな。  
          スパイク:……依頼は確実にこなさねぇとな。 
          ガルフ:そういうことだ。依頼は果たす、約束しよう。 
          メリッサ:ミティたちの気持ちにジーンときちゃいますね。頑張ろう! 
           
          GM:「……お願いします」「おねがーしますっ!」そういって、ミティとユートは、怪しまれないように自分の部屋に戻っていく 
          。 
          メリッサ:一つ心配なんだけど、これ、終わったあと、ほとぼりが冷めるまでこの町にいられないんじゃないの? 
          ガルフ:まず、いられないだろうな。なんせ有力貴族の依頼を反故にしたもも同然なんだから。 
          メリッサ:やっぱり……そして私たちはお尋ね者。とほほ。 
          リース:しかも状況的に食料庫から食料を強奪して、夜逃げしたようにしか見えませんものね……。 
           
          スパイク:はっはっはっは……考えるな。気が滅入る(笑) 
          GM:では、まず三つの係りに分かれてもらえる? 1.見張り 2.ゴブリンたちの誘導 3.食料運び。 
          メリッサ:力があるから、食料運びかな?  
          リース:う〜ん、食料か……誘導かな? 見張りはシーフの人のほうがいいような。 
           
          ユーファ:では、頑張ろー!……シーフの人?? だったらスパイク君だな(爆) 
          わたしは食料運びでもしますわ。  
          ガルフ:力仕事をしよう。  
          リース:それじゃあ、誘導します。  
          メリッサ:おーい。食料運びが3人もいるよー。  
          ユーファ:じゃあ、非力なわたくしは誘導に回りますわ、おほほほほ。 
           
          GM:んじゃ、リースとユーファは冒険者レベル+精神力ボーナス、ガルフとメリッサは筋力ボーナス+冒険者レベルでチェックしてみて。 
          メリッサ:運ぶぞー! (コロコロ)13。 
          ガルフ:筋力ボーナス2+冒険者レベル3(コロコロ)10だ。 
          リース:レベル2+精神B3+ダイスですね。んでは……(コロコロ)14です。 
          ユーファ:ダイス振りま〜す(コロコロ)10。 
          GM:ふむふむ……メリッサ&ガルフ組の運搬能力は23ね。んでもって、リース&ユーファの誘導能力が24……っと。(ころころころころころころころころころころころころころころころころ……) 
          ……遠くで声が聞こえます。 聞きなれたドワーフのおばちゃんの声が……「ス、スパイク様っ!? これは一体どういうことですっ!? 」  
          スパイク:わりぃな、タッジーのおばちゃんっ! ちぃとばっかしわけありだっ! 
           
          GM:同じく、エルフの召し使いティシティニーが「……貴様、裏切るかっ!」と鬼の形相。  
          スパイク:ずらかるぞぉ〜〜〜!!!(爆笑)  
          リース:あああ、これじゃあ完全に犯罪者だ(泣き笑い) 
          メリッサ:(脱兎のごとく逃げつつ)ごめんなさぃぃぃぃぃ(泣) 
          ガルフ:下水道の入り口の形状は? 
          GM:階段タイプだね。無論、鍵は無いので破壊(笑)  
          リース:ゴブリンの皆さん、急いでください!  
          GM:いっぺん追いつかれる。だれかタッジーの攻撃を受けて(笑) 
          メリッサ:はいなっ! 受けましょ。  
          ガルフ:ゴブリン’sの誘導は終わっていないのか?  
          GM:数字だとあと7、8人は遅れてる。それにタッジーとティシティニーも気付いて、攻撃しようとしてる。 
          ガルフ:じゃあ、ティシティニーは俺が受けよう。ただし防御専念で。 
           
          メリッサ:ほいほい。防御専念だと、ボーナスいくつ?  
          ガルフ:プラス2。 
          GM:「メリッサ様っ!! あ、あなたまでっ!!(コロコロ)」 
          メリッサ:ごめんね。理由は言えないの。でも、どうしてもこうしなくちゃいけなかったのよっ!(コロコロ)大丈夫、避けた。 
          リース:ええと、これで27人目……早く、急いでください!! 
          GM:ゴブリンs「わたわたわたわたっ」「ふらふらふらふらぁ……」  
          ユーファ:頑張れ!! 急げー!! 
          GM:ティシティニーが集中を始めるよ「光の精霊、ウィル・オー・ウィスプよ……その輝きを破壊の球とし……(ぶつぶつ) 」 
          ガルフ:魔法か!? (コロコロ)くっ、抵抗できなかった。 
          GM:「ふっ!」(コロコロ)あ、クリった……(コロコロ) あ、あららららら……ダメージ15発……(笑) 
          リース:ま、まずい……ここで回るとは……。 
          ガルフ:ぐぅ……12発は痛いな……。 
          メリッサ:ガルフ生きてる?  
          ガルフ:……回復してもらわないと……ちょっとまずいな……。 
          スパイク:ちっ! 魔法かよっ! 厄介だなぁっ! 
          メリッサ:ガルフ、一旦後ろに下がって。  
          ガルフ:スパイク、頼むぞ。 
          スパイク:あいよっ! 
          リース:回復魔法、かけれますか? 距離10mまで届きますけど。 
          GM:うい。大丈夫。届くよ。 
          リース:それじゃあキュアーウーンズをガルフさんに(コロコロ)9点回復です。 
          GM:「あなた方を信頼していた御主人様やミティ様、ユート様たちまで裏切るのですかっ!?」メリッサに2回目の攻撃ね。  
           メリッサ:だから理由があるのよ。でも言えないのよ。(コロコロ、避けた) 
          GM:「……貴様もだっ! 盗賊っ! ウィル・オー・ウィスプよっ!(コロコロ)」 
          スパイク:ぬおっ!? (コロコロ)痛いぞ、かなり。 
          GM:メリッサにタッジーの3回目の攻撃(コロコロ) 
          メリッサ:(コロコロ)回避成功してます。 
          GM:「……最後は貴様がくらえっ! エセ神官っ!!(コロコロ)」 
          ユーファ:ティシティニーさん、こわっ!! ゴブさんたち急げ急げ!! 
           
          リース:すみません、ティシティニーさん……。でも、どうしてもやらなければならないんです(コロコロ)ダメージ5点もらいます。 
          GM:ゴブリンs「全員、避難終ったっ!」  
          ユーファ:……ん、全員入ったね。わたしはあっち(戦闘)を見てこよう。みんな、避難終わったよ〜。 
          ガルフ:何を言っても分かってもらえるとは思わないが、少なくともこの屋敷の騒動が全て解決することは保証する。 
          GM:「……それを信用しろと言うのか?ガルフ・ヴェインっ!」 
          ガルフ:別に信用してもらう必要はない。俺の言葉が正しいかどうかは後でわかるさ。 
          スパイク:よせっ! 構うなガルフっ! いくぜっ! 
          ユーファ:急いでー!! 
          メリッサ:ごめんねっ!理由が説明できなくて。じゃ、行くから。 
          スパイク:すまねぇなぁ。あんたたちの民族料理、うまかったぜっ! 
          GM:タッジーとティシティニーは追い続けるが、地下水道に入っていく皆を見て、ギョッとして立ち止まる。 「地下水道っ!? 正気かっ!? 
          」「あんたたちっ! やめんさいっ! 」 
          リース:すみません……でも、他に方法が無いんです。……(ぺコリッ) 
          ガルフ:ユーファ、入り口を閉めたら、ロックの呪文をかけておいてくれ。 
          ユーファ:全員入ったのを確認したら、ロックします。(ハードはつかないぞっと)かかったよ。 
          GM:ほい、かかった。タッジー&ティシティニーには開ける術がない。 
          スパイク:あばよっ! 
        
         
        GMの独り言 
           あそこでクリティカルしちゃだめだよ(笑)ガルフ君って、ことあるごとにボロボロになってるねぇ。 
           大丈夫かな? このあとにも用意してあるんだけどなぁ。 
           う〜む。  
         
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