第三話『魔法士協会にて』

GM:さて、魔法士協会では……ユーファが入ってくるのを見て、受け付けらしい女の人……ってより、女の子がこっちを見て顔を上げるよ。「あら?ユーファさん?どうなされました?」
ユーファ:ルテットまでの団体激安旅行ってありますか?
GM:「なんですって?(笑)」

一同:(笑)。

メリッサ:激安ツアーを魔法士協会で聞いても……(笑)
ユーファ:何を聞いたらいいんじゃー、助けてくれー。
ガルフ:けっこう自分のとこで手一杯だよ〜ん。なんせ、同時進行ですからねえ。
ユーファ:あ〜……来たのはいいが、聞くようなことがないなぁ(ぽりぽり)
GM:おいおい。受け付け嬢ぱたっと机につっぷすぞ(笑)「……なにしにきたんです?(笑)」
ユーファ:旧友にでも会って帰るかな(笑)
GM:「あれ?私、旧友じゃないの?(笑)」
ユーファ:化粧が濃いからわかんなかったよー(笑) あそうそう、ルテットに魔法士協会ってあったっけ? ちなみに受け付け嬢の名前は?
GM:「メニリィ・フライファーストよ。ほんとに忘れたんじゃないでしょーね?(笑) ん?ルテットの魔法士協会のことを知りたいの? ちょっと待ってね」

 しばらく間があきました。なんせチャットでの同時進行でしたので(笑)

ユーファ:メリニィちゃ〜ん、まだか〜?(笑)
GM:「え?あ、ごめんなさい(笑) えっと……ルテット魔法士協会は、どちらかといえば小規模な魔法士協会だそうよ。登録魔法士数29名……もっとも三年前の記録だけど。行動も同好会じみてて、あまり国なんかにたいする権限はないみたい……。んで、そんなこと知ってどーすんの?」
ユーファ:んー、友達がルテットに旅行したいっていうからさー(なんてウソくさい)ガイドブックみたいなやつってあるかなー。
GM:「……そんなのをどーして魔法士協会が常備してると思うの?」と、メリニィさんジト目。
ユーファ:(ちょっと慌てて)じゃーさ、ルテットの権力者ってどんな人か知ってる?
GM:「権力者って、王様のこと? ちょっと待ってね。えっと……(書類パラパラ)ギブ・カイデルティーニって王様だけど? でも、これ三年前のだからなぁ……」
ユーファ:なんでみんな三年前なのさぁ〜、最新版は〜?
GM:「そんなこと言われたって〜〜。そんなこと、ここ(魔法士協会)で聞く人なんて、いないもの(笑)」
ユーファ:けっ使えねーなー(笑) じゃあまた来るねーバイバイ。
GM:「ば、バイバイ(ホントに何しに来たんだろう??) 今度は、もっと魔法士らしいことで来てね〜(笑)」
ユーファ:で、図書館に行って「ルテット・ガイドブック」でも漁ってきます。
GM:はいはいっ(笑)
 パンフレットでは、『旅行』という形で紹介されているのはグランカルヴァー家の海路だけですねぇ。カルティルト、サラディンの空路、陸路はヘリコプターやセスナ機をチャーターするようなものですから、ちょっと現実味にかけるかも(苦笑)
 んで、海路では旅行パックで、新婚旅行者向けのパックツアーが往復1200ルクスで大変お買い得(笑)
ユーファ:けっ使えねーなー(笑) じゃあ、戻りま〜す
GM:ほいほいっ(笑)…… いいのか? こんな情報収集で(苦笑)


GMの独り言
 ユーファはマヌーサの呪文にかかったっ! ユーファは混乱しているっ!(笑)
 なにを聞くかな? この嬢ちゃんわっ!(笑)
 とりあえず、終始慌ててた様子です。ユーファちゃん(笑) 魔法士協会に来たはいいものの、なにを聞けばいいのか分からず、オロオロとしてました。
 ま、これぞユーファッ! って感じもしたけどね(笑)