第四話『混乱、混戦、混迷』

GM:ジゴルズはバトルアックスを構えて馬上からガルフを睨んでる。ちなみに、2ラウンドに1回の割合で竜馬も『噛み付き』をする。
ユーファ:ひええ……。
リース:ちょっと怖いですね……。
メリッサ:がんばってね〜。
ガルフ:行動はこっちが先だな? 馬ねらいで……(コロコロ)……17。
GM:それは当たる。
ガルフ:ダメージは11発。
GM:じゃ、5発とおった。竜馬はけっこう硬いよ。
ガルフ:そうだな……6発も止められるのか。長引くかもしれないな。回避は(コロコロ)……う、低い。11だ。
GM:それは当たるだろう(コロコロ)あれ? こっちも11だ。このラウンド、竜馬の攻撃はなしだからこっちはこれで終わり。
リース:まだ混戦状態じゃないなら、『スリープ・クラウド』を使って欲しいんですけど。
GM:とっくに混戦だって(笑)まず、ホーグさんが3人を相手にしてる。あと6人。あ、そうそう。例の団長も相手を求めてうろうろしてる。んで、その団長とメリッサの目が合っちゃった(笑)
メリッサ:エンチャントしてぇ〜〜(懇願)
GM:「あの、馬鹿みてえに走っていったヤツの仲間だな?」ってツカツカと歩み寄って来る。
ユーファ:馬鹿みたいにって……もちろん彼のことよね。
GM:てわけでこいつの相手よろしく。
メリッサ:(イヤそ〜に)はーい。
GM:「おまえらのおかげでこっちの計画がだいなしだ。こんな愉快な潰し方されたのは初めてだ」

一同笑

リース:たしかに愉快ですけど(笑)
ユーファ:それじゃいくよ〜(珍しく張り切ってる)
ガルフ:? 何をするんだ?
ユーファ:エンチャント。メリッサに。
メリッサ:2倍消費でガルフにもかけたげたら?
GM:う〜ん……ちょっと距離もあるし、別方向だしねえ。ガルフは今影に隠れたふうになってて見えないから、同時掛けは無理だよ。
ガルフ:だ、そうだ。
ユーファ:じゃ、掛けまわろう(笑) とりあえずメリッサに(コロコロ)かかった。
リース:敵は何人いるんですか?
GM:ホーグさんとこに3人、ゴブリン’sが3人受け持ってるとして……団長を入れて3人だね。団長以外の二人は、ちょっと離れて様子を見てる。
ガルフ:(ホーグさんは、かなり腕が立つらしいな。)
リース:う〜ん……雑魚の前に立って『パリィ』かな……?
ガルフ:雑魚かどうかは、戦ってみなければ分からないけどな。
リース:あ、そ、そうですね(汗)
ガルフ:アグラムの神官戦士だろう? 剣をあわせてみたらどうだ?
ユーファ:無責任だなあ(笑)
リース:多分、僕の筋力だとダメージ通らないんですよ。追加ダメージ2しかないですから。
ユーファ:あ、筋力低いんだ。あたしの方がある(笑)
GM:どーゆーハーフエルフだよ(笑)
ユーファ:無駄な筋力(笑)
リース:というわけで、僕が攻撃しても鎧に弾かれて「カン」ですよ。一般市民よりちょっとマシなくらいの筋力ですので。
GM:じゃ、リースは『パリィ』ね。メリッサはどうする?
メリッサ:迎撃しましょ。
GM:では、傭兵団長の攻撃。(コロコロ)14ね。
メリッサ:(コロコロ)当たってる。回避力4しかない(泣)
GM:ダメージは11発ね。
メリッサ:11発?(コロコロ)「カン」。
GM:おいおい、硬いなぁ(笑)
メリッサ:こっちの攻撃(コロコロ)12。
GM:「ふん、女にしてはやるようだな。だが……」というわけでハズレ。剣をあわせた感触では5レベルくらいはありそう。
メリッサ:ひえ〜〜(泣)ガルフ早く来てよ〜。
ガルフ:こっちもけっこうつらいぞ。代わるか?
GM:ちなみにジゴルズと剣をあわせてみたガルフの感触では、彼は2レベルファイターくらいだったりする(笑)
ガルフ:……ウソだろ?
GM:ホント。
メリッサ:早く来なさいってば。
ガルフ:ということは、こっちは馬が問題なんだな。
GM:ジゴルズを倒したあと、馬はどう動くだろうねえ。それ次第じゃない?
ガルフ:とりあえず先に上だけ倒そう。(コロコロ)あ?
リース:6ゾロとか言ってますけど(笑)
GM:なに、こっちだって6ゾロを振れば……(コロコロ)出るわきゃない(笑)
ガルフ:ダメージは11発だ。
GM:いったぁ〜い。「てめえ、何しやがる!」というわけで攻撃(コロコロ)10! だけど上からの攻撃だから+1としよう。11。
ガルフ:(コロコロ)余裕、だな。
リース:一発ででかいダメージ与えたら、落馬しそうですねえ。
GM:ふむ、そうだねえ。さっきの分をやっておこう(コロコロ)『すってーん!』

一同爆笑

ユーファ
:なっさけな〜い(笑)
GM:さて馬は……別に助けるでもなく、見てるだけだね。
ガルフ:見てるだけ? けっこう薄情だな。
GM:さて、次のターン。
ガルフ:ん? 馬の攻撃はナシでいいのか?
GM:あれは乗ってればこそ、だからね(笑)
ガルフ:なるほど(笑)
リース:僕は『パリィ』を続行します。
ユーファ:あたしは……どうしようかな?
GM:ガルフの援護するなら、移動に1ターンかかる。
ユーファ:とりあえず見に行こう(笑)
GM:あのねえ……そっちよりも、こっちをなんとかしたほうがいいと思うよ。
リース:メリッサさんに『プロテクション』とか掛けてもらえると、かなり楽になると思うんですけど。
メリッサ:お願い〜(懇願)
リース:さらに硬くなれます(笑)

一同爆笑

ユーファ
:十分硬いじゃない(笑)
スパイク:「(暑苦しいポージングをかましつつ)さらに硬くぅ〜! (ポーズ変更)さぁらに強くぅ〜!!」

一同爆笑

メリッサ
:わ、笑って何もできない〜(笑)
スパイク:「(皆にカモンカモンとポージング)さぁ〜来いっ! さぁ〜来いっ!! プロテクションでさらに硬くぅ〜! エンチャントでさらに強くぅ〜!!」
 
 笑いがおさまるまでしばらくお待ちください……
 
リース:硬く、強くっていうのは、優秀な理想の戦士の姿ですけどね(笑)
GM:優秀な戦士の後ろには、優秀な魔法使いがいるってのも相場だね。
ガルフ:(ユーファに)優秀なんだとさ。
ユーファ:優秀かどうか知らないけど、とりあえず『プロテクション』、かけとくね。
メリッサ:(声を震わせながら)ぷ、ぷろてくしょんで、いくつだめーじげんしょうがあがるの? ←まだ笑いが収まっていないらしい。
GM:(クールに)1つだよ。じゃ、団長の攻撃(コロコロ)15。
メリッサ:うわあ〜、かわせるわけがない。
GM:ここは別にいいんだよね。防御ロールでいい目を振ればいいんだから。 ダメージは12発ね。
メリッサ:笑いながら振って大丈夫なのかなあ……10発止まった。
リース:さすがにダメージを通してきますね。
メリッサ:早く来てちょーだい(泣) 5レベルファイターは怖いのよ。
GM:じゃ3ターン目。ガルフから。
ガルフ:(コロコロ)13。
GM:かわせるわけないじゃないか(コロコロ)お? 13だ。あ、でも落馬したんだけっけ。中腰だったろうから……やっぱりかわせない。
ガルフ:ダメージは12発だ。
GM:「ぐおおお……ち、ちくしょう……」バッタリ。弱かった。
リース:あっけなかったですね。
メリッサ:へるぷみー。
ガルフ:それは軍馬次第だな。
GM:偶数だったら噛み付いてくる。奇数だったら噛み付いてこないことにしよう。 (コロコロ)あ、噛み付いてきた。攻撃点は12ね。
ガルフ:これは倒すしかないかな……(コロコロ)かわした。
GM:さて、このターンから様子を見てた残りの二人も戦闘に加わる。
ガルフ:スパイクはまだ戻ってこないのか?
GM:これで3ターン目だから、次で戻ってくるよ。
リース:誰か受け持ってくれる人がくるまで、パリィを続けます。
ユーファ:あたしは……どうしようかな?
リース:ガルフさんが戻ってきたときのために、精神力を残しておいたほうがいいかもしれませんね。
ユーファ:じゃ、応援してよう。がんばれ〜。
GM:団長の攻撃〜14。ダメージは12発。
メリッサ:それは当たってる。(コロコロ)あ!?
ガルフ:(出目を見て)まずいな。
メリッサ:3+3にプロテクションで……7発止めた。 まだ大丈夫。
GM:残りの二人は、ユーファは後ろにいるから(コロコロ)リースとメリッサにひとりずつ。攻撃点は10。
リース:(コロコロ)大丈夫です。
メリッサ:あたしもオッケイ。団長を殴るね(コロコロ)13。
GM:惜しい。14。
メリッサ:厳しいなあ(苦笑)
GM:んじゃ、次のターンね。
ガルフ:とりあえず馬を片付けないとな(コロコロ)当たってるな。(コロコロ)ダメージは走らないなあ。
メリッサ:頼むよ〜(泣)
ユーファ:早くしなさいって(笑)
スパイク:ターーーッ!! 盗賊キック!

一同笑

スパイク
:(テケテケテ、テケテケテ……←仮面ライダーのテーマ)どぅえええええええええええい。スパイク=トライアード参上!

さらに笑

GM:じゃ、スパイクは登場して終わり。敵の受け持ちは、メリッサvs団長、リース&スパイクvs下っ端2人になったからね。
メリッサ:ちょっと負担が軽くなった。