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第一話『列車事故!』

GM
:んじゃ、始めましょうかね。皆さん準備はいいですか〜? んじゃ、皆さん前回のことを思いだしましょう。覚えてるかなー?
ユーファ:忘れた(爆)
メリッサ:同じく(爆)
GM:おのれら……(笑) ほら、ユーファの下のお子さんが公園から帰りたがらずぐずったり、上のお子さんに神経衰弱で私が痛い目みたり……(笑)
ユーファ:そーでなくて(笑)
ガルフ:その前回かい!(笑)


 前回はオフセッションでこのメンバーに会い、そしてプレイしました。
 その時、ユーファ役のちびさんと、ガルフ役のがってんさんの二人の娘さんと一緒に遊んだのです。


ユーファ:そもそもわたしには子供なんぞいないっ!
GM:む。 んじゃ、ガルフが『たった』の三十ルクスで天使の微笑を浮かべたり?(笑)

(前々回参照(笑))


ガルフ:それは俺だけじゃなかっただろうが(笑)
スパイク:『あのガルフがっ!』って辺りがポイントなんだよ。(笑)
ガルフ:傭兵時代の金銭感覚が抜けて、冒険者になった、ということだろうな(しれっと)


リース
:列車の整備に止まった町で、依頼を受けてそれを解決した後ですよね。
メリッサ:なんか建物を攻略してきたと思いますが〜。違ったっけ?
GM:そそそ。バケモノになりかけていた親子を救ったんでしたよね?
ユーファ:感動的なラストだったような気が……。
メリッサ:かすかに覚えてます〜。で、列車整備して、出発ですよね?
GM:そゆこと。あの話から三日後の話しです。よござんすね?
メリッサ:おっけー。
GM:さて、リースはだいじょぶかな?


 この日は、リース君のパソコンの調子が悪かったようです。


リース:大丈夫ですよ
GM:おしっ。んじゃ始めよう〜♪

 

◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 

GM:一応『順調』と定義付けられるほど、順調に列車は走りつづけていた。 だが、いくら細かなメンテナンスを繰り返そうと、事故と言うものは避けられる様ではなく、また、その事故が不幸になるともまた限らないのだ……。三日ほど順調に進んでいたんだけど、三日目の昼、いきなり……


ギュキャキャキャキャキャアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!


GM:……急停車したりする(笑)

ガルフ
:な、なんだ?
メリッサ:なにっ!?
スパイク:ぬおおおおおおおっ!?

GM:なんとか体勢を保ちたかったら、シーフレベル+敏捷度で9以上。ない人は素目。

ユーファ
:楽勝♪(だといいな)(コロコロ)……う。8……。 やっぱシーフ向いてなひ……。
スパイク:一レベルくらいの努力で腐るなよ(笑)
ユーファ
: 精進が足りないかな?
スパイク:努力しなさい(笑)
リース
:わ、わわっ!?(コロコロ)3……無理ですよぅ。
ガルフ:平目しかないじゃんか(コロコロ)8。だめだな。
メリッサ:(コロコロ)4。こけましたな(苦笑)。きゃぁぁぁぁっ!!

GM:ま、失敗した人は『ゴブリン's』と一緒に盛大にこけておいてくだされ(笑)

スパイク
:(コロコロ)18っ! メッチャ楽勝っ♪ よかった、せっかく作った「コブリン用健康促進スープ」がこぼれるところだった(笑)
ガルフ:作るな、そんなもの。ゴブリン達は『はなぢが出るほど』元気になったはずだぞ(とコケながら)
ユーファ:うわわ〜〜(こけっ)

GM:んで、しばらくして、車掌さんが馬に乗って走りながら叫んでいる。「ただ今、線路損壊のため、緊急停車いたしました〜〜〜! 修復にはかなりの時間がかかると思われます。本日はここで駐停車いたしますので、御協力をお願いします〜〜〜〜! 」
ガルフ:線路損壊? よくあることなのか?
GM:「ああ。よくあるとまではいかないが、起こってもおかしくない事故だな」
リース:よいしょっと。(起きあがって)路線損壊ですか?
GM:「そうだ。修理をするから、今日はここでキャンプを張ってくれ」
メリッサ
:様子を見に行った方がいいんじゃない?
GM:ふむ。見に行く人?
ガルフ:ちょっと引っかかるな……様子を見に行ってみよう。
メリッサ:確認にもちろん行きます。
リース:……う〜ん、自然災害ならいいんですけど……。


GM:様子を見に行くと、どうやら完璧な金属疲労だね。 昼夜の急激な温度差でボロボロになってる。
メリッサ:ふぅん。困ったわねぇ〜。

GM:「ん〜〜〜……こりゃ相当時間かかるぞ」 と、乗車員はガックリしてるねぇ。ここでちょいとウンチク。この時代の鉄道は、今みたいに常時点検してくれる人はいませんので、もし壊れたりした場合、その通りかかった列車が直すことになってるの。そのため列車にはある程度の線路が積まれている 。

ガルフ
:人為的なものではないようだな。取り越し苦労だったようだ。修理にはどれくらいかかりそうだ?
GM:「(へらっ)……聞きたいのか?」
ガルフ:(たじっ)あ、ああ……
GM:「まぁ、短くても一週間はかかるなぁ〜(へらっ)」
メリッサ:い……いっしゅうかぁぁぁぁん!? ぐわ〜〜〜。参ったわねぇ。
GM:「修理用の在庫はある程度常時かかえてるんだが、こんだけひどいと一度近くの駅まで取りにいかないとならないからなぁ。だから、一度お客様には説明して、列車から降りてもらうことになる 」


 そのとき、唐突にユーファがこんなことを言い出します。


ユーファ:この辺ってどんな感じのところ? 面白そう?(笑)
GM:いきなりなんです?(笑) 


 GM的には予想外もはなはだしいのですが、よい機会です。利用させてもらいました(笑)


GM:ん〜〜〜……えっとね、最近この辺りの近くで祭が行われているらしいよ。こっから、一時間くらい歩くかな?
ユーファ:今の時刻は?
GM:お昼過ぎたばっかし。

ユーファ:ねーねー、線路なんていいからさー、お祭りいこー(笑)

ガルフ
:(苦笑)俺たちは列車の警備に雇われてるんじゃなかったか?
スパイク:ん? お祭りってなんだ?
ユーファ:こっから一時間くらいのところでお祭りやってるんだって〜。
スパイク:おおっ! ないすあいであっ!(笑)
メリッサ:こぉらっ(笑) 全員がここを離れるわけにはいかないわよ。
リース:う〜ん……とりあえずテントのほうは準備しておきませんか?
メリッサ:そうね。とりあえず野営の準備。それと、どうしてもお祭りに行きたいなら、そのメンバーを決めること。全員いっぺんには当然ダメでしょう。
GM:「んにゃ、いっぺんで構わんよ」 と乗車員さん。
メリッサ:あれ? じゃ、その間の警備は必要ないって事になるわけ?
GM:「そういうこと。取るモノがない列車護衛してもしょうがないだろ?」
ガルフ:はあ……まあ、1週間列車の中ですごすのは、いただけないな。
GM:「だろ? それに、食料だって途中、途中で積みこむことになってるから、まぁどうやっても一度は降りてもらわんとならんのよ」

ユーファ:ほら〜、行こうよ〜
ガルフ:ゴブリン達はどうする? 一緒に連れて行くか?(すっかり祭りに行く気らしい)
スパイク:いいんじゃないの? ここ等はもうゴブリン達の人権が確保されてる区域だろーし(こいつに関しては言わずもがな(笑))

メリッサ:ここでは、ゴブリンの存在自体はどうですか?容認されています?
GM:されてるよんっ
リース:ということは、え〜と……お祭り、行けるみたいですね(笑)
ユーファ:じゃあ、みんなで行こー♪

メリッサ
:(みんなの様子を見てため息)ふぅ……じゃ。お言葉に甘えますか。
スパイク:おっしゃウマイもん食うぞ〜〜〜〜!!!(笑)
メリッサ:あんたは……んっとにもう……そればっかねぇ……ふぅ。
スパイク:ほっとけや(笑)

ガルフ:じゃあ、ゴブリン達も自由行動だな。テント張るより、どこかの宿に泊まれるといいな。前回は、金だけ払って終わりだったからな(笑)
メリッサ:そうですね。ゴブリンも自由にお祭りを楽しんで貰えるといいですね。初めてだろうし。
GM:「いってらっしゃい。連絡は狼煙を上げるからな〜〜〜」
ユーファ:早くっ、早くっ♪(もうウキウキ)
リース:お祭りかぁ〜……(ちょっと楽しみ)

GM:「ぎゃお〜〜〜〜〜〜♪」とゴブリンズ(笑)

ユーファ
:ほら、ゴブちゃんたちも喜んでいる(?)ことだし〜(笑)
ガルフ:……喜んでるんだか、なんだか、よく分からないな(笑)
GM:『♪』マークが喜びを表現しておるでしょうが(笑)んじゃ、皆さん出発でよろしいかな?
ガルフ:分かった。じゃあ、行こうか。
メリッサ:行きますか(笑) 私も食べるわよぉ。おいしいもの、探しにいこっ♪
スパイク:だろっ!? この祭用に出される簡単料理がまた『通』なんだよっ(笑)
メリッサ:んふっ♪ じゃ、おいしいものを求めてっ。久しぶりにグルメなパーティですか? もっとも、そんなに簡単ではないと思うけど(汗)
GM:……古来より、GMの先読みをかましたキャラに未来はないぞ……?(笑)
メリッサ:あう〜……ごめん。



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