第五話『ビビット・キッズ・カンパニー』
GM:んで、メリッサはね……。
メリッサ:はい?なんでしょう?
GM:一人のフェアリーがパタパタと飛んでたんだけど、メリッサを見て目を輝かせるよ。「〜〜〜〜? あ〜〜〜〜♪ メリッサぁ♪ メリッサでしょ〜〜〜?」
メリッサ:え?だれ……だっけ? 見覚えあります?
GM:「忘れたの〜? ほら、むか〜しちょっとだけ一緒に旅したじゃない。 パニー・パニー・マッジーよっ♪」
ユーファ:フェアリーの知り合いいるの〜?
メリッサ:さあ?(笑) 記憶ありますか?
GM:以前、メリッサは『ビビット・キッズ・カンパニー』っていう劇団にいたことがあってね。その時に仲がよかったフェアリーだよ。
メリッサ:じゃ。覚えてますね。きゃ〜♪ パニーじゃない?元気だった?何でこんな所にっ!
リース:メリッサさんの知り合いですか?
GM:「久しぶりぃ〜♪」 あ、ちなみにこの世界のフェアリーは、体長3〜40センチくらいだからね。
スパイク:ほぉ。メリッサの友達なんか
ユーファ:ユーファっていいます。よろしく〜♪
ガルフ:フェアリーか。見るのは初めてだな……メリッサとパーティーを組んでいるガルフだ。よろしく。
GM:「こちらこそ〜♪」 んで、ゴブリン達のほうを見て首を傾げてるよ。「このゴブリンさん家族もパーティなの?」
メリッサ:ゴブちゃん達は、ちょっとあるところまで送っていって上げるの。パニー。
GM:「へぇ〜〜〜〜♪ そ・れ・とっ♪ 私の名前は『マッジー』だからね(笑) 」フェアリーの名前は、始め二つの名前は母親と祖母の名前なんだよ(笑) 男なら、父親と祖父ね。
メリッサ:そっちが名前だったのね。先に言ってよぉ(汗)
GM:今決めたんでな(笑)
リース:ええと、はじめまして、メリッサさんとパーティーを組んでいるリースといいます。
GM:「よろしく〜♪(ひらひらっ)」
メリッサ:他のみんなは?どうしてるのかな?
GM:「はみ出るほど元気だよ〜(笑) 時間あるの〜? あるんだったら、劇団の皆に会っていってよ〜♪」
メリッサ:うわぁ。会いたいなぁ。みんな。いいかな?
ガルフ:いいんじゃないか? 列車が動くまでとうぶんかかることだし。
ユーファ:わ〜、会ってみたい〜♪
スパイク:劇団か〜。 そいつぁおもしろそうだっ。
リース:えっと、劇団ってことは、今何かやってるんですか?
GM:うんっ♪ 今『天を追うものたち』っていう演目をやってるのっ。
メリッサ:どんなお話か知識あります?
GM:『天を追うものたち』っていう演目を知りたい人は、バード技能プラス知力ボーナスでチェックしてみて。9以上で知ってるよ。
ユーファ:いちおう平目で〜(コロコロ)おしいっ。8だった。うろ覚えかな?(笑)
ガルフ:平目なり。(コロコロ)5か。だめだな。
スパイク:(コロコロ)7。食いモン以外は知らんっ(笑)
リース:では平目ですね。(コロコロ)失敗。知りませんね。
メリッサ:そいでは。一応、バードだしね。(コロコロ)10っ!
GM:ん。メリッサは知ってるね。わりと有名な話だし、バードを目指すなら必須科目みたいな話だね。
ユーファ:メリッサ以外は知らないと。
メリッサ:有名なお話なのよ。でも、内容はPLにはわかりません(笑)
GM:まぁ、話としては、魔にさらわれた『天を司る者(まぁ、天使みたいなものね)』を、四人ないし三人(ここらへん意見分かれます(笑))の勇者が助け出すという話です。
ユーファ:ふーん。なんかいいね〜。
ガルフ:多分、ガルフにゲージュツは分からないだろうなあ(笑)
GM:どうやって助け出したとか、どんな障害があったとか……そんなのは色々脚色されて、今ではどれがホントかわからなくなってるくらいなんよ。観点の違いからも別の話みたいになるしね。ちょうど、『三国志』を思い出してくれるといいかな? 曹操側・劉備側の観点から話進めると、ぜんぜん違う話になるでしょ?
メリッサ:私が知っているのは、どのパターンなんでしょうね?
GM:いろんなパターンを知ってるよ。これ、バードの常識(笑) どっちかと言えば、『天を司る者』観点の話がメリッサは好きかな?
リース:はぁ、なるほど。
GM:リースも知ってなきゃならない話なんだけどねぇ(笑) プラスボーナス、あげればよかったね(笑)
スパイク:『神話』の授業時間、寝てたな?(笑)
ユーファ:いや、他の本を読んでたんだな、きっと(笑)
リース:え?あ、あの……(汗)
GM:んで、てなことを話ながらマッジー&君達は劇団『ビビット・キッズ・カンパニー』のいるテントの前までくると……「オラオラ。どぉ〜こで練習なんかしてんだよぉ〜〜〜?
」、「誰に許可をとったんだ〜〜? え〜〜〜〜〜〜〜? 」ってな声が聞こえたり聞こえなかったり。
ユーファ:なんか、イヤな予感……。
ガルフ:どこにでもいるんだな、あんなのは。
メリッサ:なになに?
GM:なんかね、二人のチンピラを中心に、十人くらいのわっるそーなのが、作りかけの舞台装置を壊したり、団長を小突いたりしてる。
メリッサ:団長っ! と、どう考えても、メリッサなら何も確認せずに飛び込むであろう。
ユーファ:飛び込むであろうメリッサを追いかけるであろう(笑)
スパイク:その追いかける女性陣のサポートに向かうであろう(笑)
GM:「あ〜〜〜! あんたたちっ! また来たのっ!?」と、チンピラーズにマッジーが叫んでるね。んで、劇団のメンバーが何人かが、ボコボコになって地面に倒れふしている。
ユーファ:「また」ってことはよく来る人たちなのかな?
GM:「うん。しょっちゅうなのっ!」
ガルフ:チンピラの一人の肩に手をかけて、こちらを向かせて……「何をしている?」
GM:「あ〜〜〜〜? ガキはあっちにいっててくれませんかぁ〜〜〜〜? ぎゃはははははっ!」
ガルフ:……黙って殴る。(コロコロ)16。
GM:無抵抗に吹っ飛ぶ(笑)
ガルフ:さて、次はどいつだ?
GM:「んだぁ? てめーらっ!」 と、チンピラ君Bが右四十五度、口半開き、上からねめつける眼光。とあるマンガなら上に『!?』のマークが付きそうな顔で睨みつけてる(笑)
メリッサ:雑魚がいきがってんじゃないわよっ。弱い奴ほど、良く吠えるってね。ハンッ。
ガルフ:メリッサの言うとおりだな。確かに弱いぞ、こいつら。
GM:「んだとぉ? おらぁ〜〜〜!」9と言ってチンピラ君Bがメリッサを殴るッ!
メリッサ:避けるのね……(コロコロ)11。回避力足して17。 あっさり回避。「……で?」
ガルフ:心の中を映し出したような目が続きましたな(笑)
ユーファ:ほんとにぜつみょーな目の出方(笑)
メリッサ:まぢでキレそう……(苦笑)
GM:……無理だろ。5レベルファイター相手二人にチンピラーズじゃ(笑) んで、最初舐めてかかってきたチンピラーズですが、数ターン後、『お、おぼえてやがれぇ〜〜んっ!』状態になって退散。判定するのもめんどいわ(笑)
メリッサ:あらら。帰っちゃった。もっと遊びたかったのにぃぃぃん。いやん。
GM:まぁ、このくらいの表現で満足してくれたまへよ(笑)
リース:3人に任せれば大丈夫……ですね。倒れている人達の具合を見ます。
GM:あっと……ちなみに、倒れてる団員は死んではいないけど結構酷いね。もちろん、キュアーウーンズで治せるけど。
ガルフ:何人くらい倒れている?
GM:ん〜〜〜三人、かなぁ?
リース:取り合えず、倒れてる3人にキュア-ウーンズです。3倍がけで(コロコロ)はい成功。回復量は(コロコロ)わちゃ。
GM:どのくらい治ります?
リース:……どうにか7点です。
GM:ならフル回復してる(笑)
リース:ほんとですか? うぅん。僕も成長してるんですね〜(笑)
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