BACK
TOP
HOME
NEXT

 
   
 
領名 = トーブ
領主名 = ルロイ=アレイナス
都市名 = サーザム

【概要】 
 鉄道と、それに沿った大きな街道による交易が主な国。
 北部では、農産物をトロウに輸出している。ここはお茶の産地として、その道ではそれなりに有名。
 駅より南は治安が悪く、立ち寄らない方が良いと言われる。
 領主が、所謂『冒険者の宿』を規制しているために、南部地域には手付かずになったままの遺跡が多数存在する。

【都市・土地など】
「全体的な地理」
 鉄道から北と南で地形が分かれる。
 北部は穏やかな丘陵地帯、南部は荒れた平野となっている。
 領地の中ほどは鉄道が通っており、それに沿う形で街道が整備されている。

 

『首都』サーザム 
 駅があり、領主の屋敷もある首都。陸のサラディンと強い結びつきがあり、ここでの不文律は「鉄道には手を出すな」である。

『闇都市』アテックス
 駅から南にある、大きな町。どんな犯罪者でも許容すると言われる、ならず者の町。盗品如何を問わず珍しい品が売買される闇市なども開かれる。
 昔はこの領の首都だったらしい。

『魔法士の野』ウィザーズプレーン
 南部に広がる平原。『塔』が点在している不毛の地。
 古に、魔法使い達が平野を改造したと言われ、塔の周辺の地形は不自然に多種多様である。

【信仰】
 国教は特に定められていないが、全体的に闇の5神の勢力が強く、光の7神は規模小さいか、そもそも奉られていない。
 各地によって様々だが、主に都市部ではヴァルンツェ、カニクヴァ、ト・テルタ。農村部ではイーヴノレルが信仰されているようだ。
 土地柄と言えるのか、教義が、都合の良い解釈になっている神殿が多く、極端な信仰が生まれやすい。誰が言ったか、「闇司祭の名産地」などという言葉も。

【施設・団体など】
「盗賊ギルド」
 アテックスに本部が構えられ、サーザムに支部がある。トロウの『盗賊協会』とはまた別物で、その手の技能を持つ連中が自然と群れた形。殺しや人買いなども行う事もある。トロウの盗賊協会を「生温い」と評し、目の敵にしている。“盗賊”ギルドと銘打つが、ギルド員は必ずしもシーフである必要はない。

「アルカーナ聖人団」
 サーザムに本部を持つ、アルカーナ神殿の一派。トロウを主な活動拠点としている。人間族以外を蔑視し、特に闇種族は人間扱いしない。旧存在法を、より人間中心に置き換えたものを法典としている。
人間族以外の種族は出来るだけ減らし、闇種族は確実に撲滅し、アルカーナ信者を増やし、勢力の拡大を狙う。その手段はえてして過激で短絡的。

「トーブ魔法士協会」
 トロウのそれと基本的には同じであるが、籍を置いている魔法士の管理はより厳しい。過激な思想や、強大な能力を持つ魔法士には、『魔法士の塔』が与えられる。
これは、その塔の内部では何をやっても協会は一切関与しない代わりに、塔の外部での魔導力学の行使、教授行為を一切禁止する。という契約である。
 塔を与えられるのは、第九級以上の魔法士と公的にはなっている。だが、実際にはより低いレベルの魔法士であっても、思想が危険だと判断された場合は与えられるようだ。


※ トロウと同様な組織としての盗賊協会、傭兵協会は存在しない。


【人物】
ルロイ=ヘルブリン・アレイナス
 陸のサラディンゆかりの、商人上がりの貴族。目先の旨みにとらわれる癖があり、領主としては二流。また、冒険者嫌いで有名。いつまでも領主の座につき、甘い汁を吸っている。

コーラル・アレイナス
 ルロイの息子。父親と違って、冒険者に理解を示す。領内の問題事の収拾は、彼が主立って行っているようだ。トーブには冒険者の宿が無いため、トロウの宿を訪れる事がしばしばある。

担当者:C男


BACK
TOP
HOME
NEXT