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領名:カシャナ・リュシ
領主名:シュレレ・クワン
都市名:クワンカムナイ

【自然・環境】

 カシャナ・リュシは領土の殆どが砂漠、乾燥地帯です。

 4〜8月は夏にあたり、日中の最高気温は40℃を超え、50℃近くになることもあります。日差しが強く、かなり乾燥しています。
 照り返しもきついので、十分な暑さ対策が必要です。この季節は雨も殆ど降りません。
 5〜6月にはエムチャとよばれる砂嵐が吹き、この間殆どの交通手段が使用不可になってしまいます。

 9〜3月は冬にあたり、日中の最低気温は−10℃まで冷え込みます。
 9月から10月の中旬にかけて雨が降りますが、それ以降は雪に変わります。頻繁に吹雪が起こり、時には砂吹雪と呼ばれる現象も見られます。砂吹雪は毎年同じ時期に、ほぼ似たような軌道を描き移動するため、移動進路に街などはありませんが、ごくまれに定期進路を外れ移動する吹雪があり、街などがあった場合、壊滅的な被害を受けることもあります。
 ほかにも、砂雪崩などここでしか見られない自然現象があります。

 カシャナ・リュシには乾燥期と寒雪期しかありません。

 そして、一部の雪は気温が高くても溶けません。
 この雪は通常と同じものであり、カシャナ・リュシ中心部から距離が離れるにつれて溶け始めます。
 この事から、中心部に雪の精霊力を乱す力が働いてると考えられていますが、詳しいことは分かっていません。

 比較的なだらかな砂漠地帯が続いていますが、北西部から北東部にかけて巨大な砂丘が続いています。
 地下10mより下は岩盤地帯であり空洞が多く、また地下資源が豊富にあるため、古くから採掘業が盛んです。

【文化・風習】

 地下資源、地下水が豊富で空洞が多いため、ほとんどの街が地上と地下の多重構造になっています。
 地下は温度変化が少ないため、作物の栽培、居住区として使われている他、採掘が行われています。

 この坑道は自然の空洞などとつながっているため、範囲が広く街から街へつながっているものもあります。
 その為、移動手段として使われることもありますが、ガランカラ(後述・特殊な生物を参照)と遭遇する危険性もあるため、生活路として使われることはほとんどありません。

@砂船
 砂の上を自由に移動できる船です。
 製造や手入れに専門の技術が必要であり、操作も特殊です。

 大きさもさまざまでボートくらいの物から、大型船ほどの物まであります。

 小型〜中型船はカシャナ・リュシのほとんどの街や村に設置されており、砂漠に船着場があるという珍しい光景が見られることから、観光資源のひとつになっています。

 とくにクワンカムナイ、クマンチチュ、レドレナには大きな港があり、大型船はこの三都市にのみ停泊します。

【主な都市】

@逆高層都市・クワンカムナイ
 カシャナ・リュシ最大の都市。
 シリル砂漠と領との境に位置しています。
 丘陵地帯にあり、オアシスを中心に栄えた都市で、緑地が多く水車や風車を良く見かけます。
 地盤がしっかりしており、独特な建築物が多い都市でもあります。
 地表と地下に建造物があり多層構造になっています。またカシャナ・リュシ最大の港と最大の地下街を有しており、貿易の中心地でもあります。
 最深部は地下13層といわれています。

 また、豊富な水資源を利用し地下、地上問わず至る所に水車が設置されており、大きなものでは四層の区間を回っています。
 これらは水を届けるだけではなく、乾燥を防いだり換気を助けるほか、他層への移動手段としても使われます。

@鉱山の街・クマンチチュ
 カシャナ・リュシ東部にある都市です。
 切り立った崖に発生した町で、崖に張り付き、あるいはくり抜き、掘り進み栄えてきました。
 そのため「蟻の巣」と称されることもあります。
 完全に地下化しており、鉱山と一体化した都市です。
 縦横無尽に走るトロッコが交通の要となってます。
 また住人にはドワーフとラーバードが混じっており、採掘に一役買っています。

【その他】

@ヤナルセセリ
 カシャナ・リュシに見られる移動民です。
 移動湖であるエナエセナを追いかけて移動する民です。

@砂エルフ
 褐色肌のエルフ。森を捨てたエルフとして同属から”黒砂”の蔑称で呼ばれ、さげすまされています。

【特殊な生物】

@ガランカラ

 四本足の蜘蛛のような姿をしたゴーレムです。
 大きさは大型犬ほどで、光がない場所でも自由に動き回り、壁や天井に張り付いている場合があります。
 カシャナ・リュシの鉱山や地下でのみ現れます。
 生き物を襲うため、人々から恐れられていますが、ある程度訓練をつんだ者であれば退治するのは難しくありません。

 このゴーレムは通常1,2体で行動しますが、稀に群れで行動している事があります。
 そういった場合、近くに地下資源が埋まっていることが多く、20体の群れと遭遇した時、ミスリルの原石が大量に見つかったという話もあります。

 ただし、こう言った数の多い群れの場合、女王種と呼ばれる個体が一体存以上在します。
 女王種の近くにいるガランカラは通常のものに比べて強力であり、レベルの高い冒険者でも苦戦することでしょう。

@クーイ

 砂の中を泳ぐ鯨に似た生き物で、砂鯨とも呼ばれます。
 詳細は不明ですが、年に一度浮き上がり空を泳ぎます。

【宗教】
 この領では、アルカーナとソルトが広く信仰されています。
 それもどちらか一方ではなく、双方を等しく信仰しており、光と水を大事にするという考え方や文化が根付いています。

【特殊施設】

 カシャナ・リュシには盗賊協会はありません。
 また、魔法士協会もクワンカムナイに小規模なものがあるだけです。
 ただし魔法士協会は情報ギルドもかねており、情報の中心地になっています。
 情報ギルドは各地に点在しており、情報伝達用のコモンルーンで情報のやり取りをしています。

【その他】

 地下での生活が発達したカシャナ・リュシでは以下のような物が見られます。

・光道管
 光を運ぶ性質を持つ管です。地表からの光を地下へ届けるために使われます。
 主に地下の天井部に配置され、地下において昼夜を再現しています。

 一部では部屋の中に管が引いてあり、栓をひねると光が注ぐという生活は、人々にとって一種のステータスになっています。

・蓄光苔
 光を蓄え、暗いところで光りを放つ性質をもちます。強い光ではありませんが、発光時間が長く生活の明かりとして重宝されています。

・水晶板
 光を増幅する性質をもつ板です。カシャナ・リュシでは蓄光苔や天井部の増光用に使われています。
 シャナ・リュシで広く生産され、収入源のひとつになっています。

・換気口
 いたるところに換気口が設置されており、万が一崩落しても空気が行き渡るようになっています。
 また、台所や火事場など火を扱う場所では特殊な換気口が設置されており、十分な換気がされるようになっています。

 これらの換気口は伝声管も一緒に引かれることが多く、故障した管から声が漏れたり、台所の声が届いたりと問題もあるようです。
 また、ウィンドボイスを利用した盗聴も問題になっています。


担当者:S

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