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開催に関する当日のお問い合わせは北九州市コールセンターへお願いいたします。
093−671−8181
当日、事務局は不在です。
※上記の3つの行事全てです。



お客様に買ってもらえるお店づくり


 ○第7話:手作り商品が売れるための努力 (2)

 前話では、努力の仕方として、現場での努力についてお話しました。今回は、出店前日までの努力についてお話したいと思います。

 前話では、手作りのスイートデコなどといった嗜好品や好みが偏る商品についての努力について触れていませんでした(スイートデコやペットの衣服といった手作り品を出店する人を以下、「手作り出店者」と呼ぶ)。
 コレクターと言われる人は、自分が好きなものや探しているものを、どこまででも探し求めて買いあさる傾向があります。その人たちには、臭覚力があると言われますが、その大元は「口コミ」や「ネット情報」です。

 ここまでわかれば、手作り出店者は、自分の販売する商品をコツコツネットで紹介し、コレクターや嗜好品好きな人たちにPRしなければなりません。そうしなければ、その人たちの耳までには伝わらず、当日の出店では、単に時間の浪費、待ちぼうけの時間となってしまいます。

 主催者がチラシを通じてフリマ開催をお知らせする人々は、大枠とも言うべき「フリマファン」なのです。これでは、ピンポイントで訴求することはできません。売れないのも当然です。手作り出店者がタッグを組んで、広く声掛けをし、その口コミが二次来場者を連れてくる構図をつくらなければ、状況は改善しません。

 その際、手作り出店者は、自分が出店するイベントのタイトル、日時、場所、そして最も重要なのが「その場所に何を目印にしているのかのお知らせ」です。例えば、赤いのぼりを立てていますとか、○○という店名を大きく看板で掲示していますとかです。
 あなただけのお客さん。その日限りの開店です。チャンスは、当日の運だよりでなく、事前の準備の上に運があることを承知していてください。
だからこそ、事前準備と当日準備の重要性がわかっていただけると思います。
 ※このことは、手作り出店者だけでなく、他の商品構成の人たちにも有効です。

 この方法で成功している出店者がいるから、このサイトを読んでいただいている読者に、そっとお知らせしているのです。
 ここまで読んだ人は、今から自分でできる努力を始めてみませんか。小銭は、小さな小さな努力をした人だけに確実に寄ってきます。騙されたと思って、やってみてください。損は、ありません。


 ○第6話:手作り商品が売れるための努力 (1)

 先日、フリマを開催した際、手作りのスイートデコを販売する一人の女性がいました。暑い中、日傘をさして、じっと辛抱強く座っていたことを思い出します。たぶん、出店料以上の売り上げはなかったと思います。

 彼女の出品している商品は、決して正規のお店屋さんに陳列しているものと変わらないほどの完成度ある商品です。他の出店者さんの中にも、商品は違えど、手作り品を出し、惨敗寸前の方もいました。
 その人たちを見ながら、やり方ひとつで、大きな売り上げを上げられるのにと思うと同時に、応援したいという願いを込めて、ここでの話題に取り挙げました。

 第4話で、「気合い」が必要とお話しました。この気合いを努力と組み合わさることで、出店者自身のやる気と努力目標が見えてきます。

 私は、出店者のみなさんにさりげなく話しかけます。その中で、「私には、固定客がいる」というような意味深なことを言う人がいます。プロの方かもしれませんが、プロを感じさせない一般参加者です。
 その人が言う「固定客」とは何かを聞いていると、何度も出店を繰り返すことで、フリマファンとも言うべきお客さんが、その人を目当てに来るというのです。

 私は、その人が売る商品を知りませんが、お客さんは、その人の商品に魅せられて何度も通ってくるということなのです。商品構成・価格設定のうまさ、お客への印象付けのうまさ、さらには次の出店の時に相手のお客が要望する商品の作成・調達をしてくるのでしょう。

 この話から分かってくることは、一回限りの出店でありながら、次の出店時に向けての努力をしているのです。
 
 私は、第3話でお話したように「一日限りの商店街」であるゆえんは、ここにあるのです。

 このお話の続きは、次回・・・
 
 出店を考えられている方、継続して出店してみませんか? これまでと違った出店と工夫が待っていると思います。


 ○第5話:衣類は、売り方で売れゆきが違う

 今回は、出店する販売種目「衣類」に特化した努力の仕方について、述べてみたいと思います。

 読者の皆さんに問いかけです。

 ある出店者が、子ども服を1枚づつ透明なビニール袋にきれいに包んで、きれいに陳列していました。その一方で、同じ商品種目である子ども服をプラスチックケースにごちゃごちゃに入れて陳列していました。

 どちらの出店者の方が、売れたのでしょうか?

 答えは、「プラスチックケースにごちゃごちゃに入れて陳列していた方」です。

 どうして売れたのでしょう? 現場でなく、頭の中で考えてみれば、当然きれいに梱包され、きれいに陳列している方が売れると考えます。
 ところが、フリマの現場では、購入者自身は「中古」という意識を持って、買いに来ます。汚れや破れがないかを入念にチャックします。その際、袋に入れて中身が見れないようにすれば、「汚れや破れ」を隠しているのでは・・・と勘繰る人もいるのです。本当の理由は、それだけではなく様々な要因が重なっての結果かもしれません。
 
 価格の安さに飛びつく人もいるかもしれませんが、品質の良さとのバランスであることも確かです。この部分に関しては、出店者さんの決めることで、外野席の私たちが決められることではありません。しかし、陳列方法については、外野席の私にも助言ができると思い、お節介を承知で気づいたことを述べさせていただきました。


 ○第4話:1日だけでも店主という心構えが必要

 フリマに出店する人は、様々な理由があります。純粋に家の中の品物を減らすために出品するのだ!とか・・・

 出店する人の深層心理には、「どうせ捨てるものであるのならば、換金できれば」といった、小銭を稼ぎたいという気持ちがどこかにあります。
 私は、否定しません。自然な気持ちだと思うからです。

 ところが、フリマに出店すれば「売れる」という情報を聞き、他人の成功体験ばかりを信じて出店する人が多く、他人の努力に肖る人がいるのもいます。

「フリマ」という言葉のやわらかさから、誰でもできる商売と考え、容易に売れると思われていますが、この世界にも売上という格差ができていることを知っていますか?

1日だけの出店とは言え、商売ですから、商品を並べれば売れるというものではありません。出店することで一国一城の主となった以上、私は「店主」という心構えを持ってください。つまり、「持ってきた商品は、家に持って帰らない」などといった気持ちで、商売に臨まなければ結果的に商品は残り、帰りの疲労感はかなりのものとなります。

ここで、私がみなさんに伝えたいことは、売る側に心構えという「気合い」がなければ、買い手を魅了すことなどできないということです。

次の回は、売り手の気合いを確実なものにするための「努力」とは何かをお話したいと思います。


 ○第3話:フリマは、1日限りの商店街

 多くの人は、「フリマ」と聞けば、ちゃちな素人の出店というイメージを持っている人が多いと思います。
 
 ちまたでは、商店街がなくなっている現状がある一方、フリマによる集客を狙った取り組みが進行している現状もあります。

 ものを売買する行為が、衰退しているのか、市民から求められているのかわからなくなってきています。しかし、ここで1つ言えることは、フリマを1回開催することで、4,000人〜5,000人、多い時で23,000人もの人が来場します。その時々の天候などによって左右されますが、既存の商店街と引けを取りません。

 私は、一般的な商売の区分として、デパート→ショッピングモール→商店街→スーパー→ディスカウントショップなどがあると意識的に考えていました。ところが、フリマが恒常的に開催されるようになったことにより、ディスカウントショップよりも下の区分としての役割を担うようになってきたのではないかと思うのです。

 この領域には、商売を専門とする人々は立ち入ることが出来ない領域(本業とする人にはプライドが許さないと考えます。そして、いつまでも、そうあって欲しい)だけに、一般市民による「にわか商売人」にとっては、格好の出店場となるのです。

 近年の景気低迷が続けば、この動きは加速していくことでしょう。また、人々にとってフリマという敷居が低い出店方法は、超高齢社会を迎える日本にとって、欠かすことのできない取組になっていくものと考えます。
 たかがフリマですので、今後国や地方の政策に挙げられることなどありませんが、現実論として行政が支援する取り組みとして粛々と形づくられていくもの(されどフリマ)とでしょう。

 このような社会実験として実施されたのが、「こくらdeフリマ」なのです。初めて開催してから10年以上が経過しますが、年々その規模と来場客数を伸ばしています。
 この取り組みから得られた結果は、まちの賑わいを醸し出すのは、市民の動きそのものです。北九州市は、都市化の続く中堅どころの地方都市であり、高齢化率が政令指定都市の中でも上位にある都市という位置づけです。そのような位置づけの都市だからこそ、若者を中心に活発化しているインターネットによるネットワークと異なり、中高年を中心としたリアルなネットワークが必要なのだと思います。

 まちの賑わいは、最初行政の音頭で始まっても、いつか自立を前提に市民が守り育てなければなりません。たかがフリマ、されどフリマですが、ささやかな喜びを市民が感じる取り組みとして、私は「1日商店街」という気概を持って、社会実験(改良していく心がなければ、成長はしないから)としてのフリマ開催を続け、主催者の責務として守り、育てていきたいと強く自分に言い聞かせています。


 ○第2話:お店での「魅力」や「活気」って何だ?

 みなさんは、一般的なお店を見た場合、「魅力」があるとか、「活気」があるとかの判断は、どこでされていますか?たぶん、直感的に感じたから「そうだ」と思う人が多いのではないでしょうか。

 その「直感的」と言うのもいろいろあるでしょうが、概ね「売れているお店=人が多く立ち寄るお店」となるのではないかと推測します。

 人が多く立ち寄るお店の共通項は、その店に魅力や活気があることです。このような書き方をすれば、いったい「魅力」や「活気」って何なのということになります。

 筆者の言う「魅力」とは、商品構成(それなりに人の目を引くものを準備しなければなりませんが)ではありません。「活気」といえば、「人が集まる様」のことでしょうと言う人がいますが、そうでもありません。

 また、商品構成上、他店と比べ物にならないお店もありますが、特異例です。大半の商品は、どのお店ともかぶっています。値段による違いから人だかりができることもありますが、長い時間続くことはありません。

 同じような商品、価格で皆勝負しているのに売り上げの違いが出てくるとはどういうことでしょう?これらのことから、変わるものが一つ見えてきます。それは、「人」です。

 同じ人間なのに販売している人によって大きく左右しているのです。すなわち、「魅力」も、「活気」も、出店者自身がつくり出しています。だから、売れるお店にする大前提は、お店の人自身に行きつきます。

 毎日の日常生活では、魅力的な生活をしていたとしても、フリマ会場では恥ずかしくて、声が出ていなかったり、「商品は、来場者が気に入って次々に買っていくものだ」と勘違いされているのかもしれません。

 筆者が、売れているお店を観察していると、お店の人からの声が必ず出ています。フリマに来る人(裏事情という視点から)の多くが、単身で生活されている人、専業主婦、子育て中の若い奥様といったなかなか外出しない、できない人など、寂しがり屋の人が多い傾向にあります。

 フリマに来る消費者ニーズを満たすという点から、消費者が振り向きたくなるお店とは声をかけてくれる人のいるお店ということになります。その次に、商品構成と言う順番となりそうです。

 このような寂しがり屋さんが多く集まる場として連想するのが、朝市などです。毎日やっていないから人が集まるということもありますが、それだけではありません。

 人の集まる場には、人の活気に不可欠な呼び込みの声です。このような非日常的な些細なことを体感しにフリマ会場へ行くのではないでしょうか?ショッピングモールや既存の商店街(昔はあったのですが、来街者の減少によって声も小さくなりました)では、体感できないフリマ独特の雰囲気、これこそが魅力であり、直接自分のお店に反映されるのです。

 この声に釣られ、一人、二人と商品を見て行けば、それが自分のお店の活気となるのです。待っていても、人は自分のお店の魅力や活気をつくってはくれないということです。また、つまらない、どこにでもある商品だとしても、店主の口説きに絆されて、しょうがなく買って帰る人もいるでしょう。

 ご出店される「あなた」!女優さん、俳優さんになりきってみませんか?たった1日限りのお店屋さんの店主ですから、「店主」という非日常的な役に徹して演じてみてください。この時だけは、不思議と魔法がかかりますから・・・。そして、出店した以上、出店料以上の売り上げをもって帰って欲しいのが、主催者側の気持ちです。

 私たち主催者は、多くの人がフリマ会場に来るように広告周知を行いますから、お互いにいいもの(フリマのこと)をつくりませんか?


 ○第1話:なぜ、このコーナーが始まったのか?

 平成17年4月に始まった「こくらdeフリマ」から丸9年が経過しようとしています。この間、試行錯誤しながら現在に至りました。筆者は、まちのカルシウム工房という団体を立ち上げた際、もがき苦しみ、二進も三進もいかない時期が続きました。

 そのような時期に「石の上にも3年。これを3回繰り返して、ようやく1人前になれる。」と、筆者の大切な人から言われました。この言葉は、その後の活動すべての共通事項の一つとなり、全ての基本となりました。

 つまり、「こくらdeフリマ」が1人前(本当は、まだまだ未熟なのですが)の活動団体として自立可能になったという証かもしれません。それと同時に、新たなフリマの誕生となりました。それが、Jリーグクラブ・ギラヴァンツ北九州さんからの依頼によってスタートした「フリマスタジアム」です。

 この新しい取り組み「フリマスタジアム」をやってみて、初心に帰る部分と「こくらdeフリマ」で育まれた歴史によって支えられていた部分への感謝の両面を感じた次第です。

 このコーナーを始めるきっかけは、この「フリマスタジアム」が終了して出店者へのヒアリングをしていた時のこと、一人の出店者が「私、初めてフリーマーケットに出店したのですが、出店料程度の売り上げでした。」と寂しげに答えて帰って行ったことです。

 その人の出店位置は、決して人通りの悪い位置ではありません。それなのに売れなかったというのです。逆に立地が極端に悪くても、4時間程度の出店時間で売り上げ10万円以上も稼ぎ出した人も数多く(一人二人ではありません)いました。

 この両者のどこに売り上げを左右する違いがあるのでしょう。立地による差があると思っていましたが、そうでもありません。商品構成でしょうか?
 そこで、このコーナーでは、ささやかですが、気になったこと、気づいたことをまとめていきます。今後の出店者さんの参考になればよいかと思います。


お客様に買ってもらえるお店づくり

1話: なぜ、このコーナーが始まったのか?
2話: お店での「魅力」や「活気」って何だ?
3話: フリマは、1日限りの商店街      
4話: 1日だけでも店主という心構えが必要

5話: 衣類は、売り方で売れゆきが違う  
6話: 手作り商品が売れるための努力(1)
7話: 手作り商品が売れるための努力(2)













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※まちのカルシウム工房の公式ホームページではチラシ・文章などの各所でPDFファイルを利用しています。
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