「ヤマメ釣り」…と言うと、一般的には「渓流釣り」の事を思い浮かべられる人が この「本流でのヤマメ釣り」は、昔から一部の「職漁師」の人たちが実践してやっ |
「本流・ヤマメ釣り」では、川幅の広いポイントを探る為、「鮎の友釣り」と同じ
ような長い竿(8〜9m)を使用します。ここ10年間での、この「つり竿」の進歩は
すさまじく、各種のカーボン素材を使用した軽量で感度の良い、そして…大物が
かかった時に竿の先端だけが曲がるのではなく竿全体が手元の胴から曲がる、
これを「胴調子の竿」といいますが…こういった「本流専用の竿」が登場してきま
した。
さらに釣り糸の進歩も併行して進み…極限まで細いナイロン糸や、金属糸、更
にカーボン糸、ポリエステル糸…等の登場にまで発展しています。一日中この長
い竿を振り込んでいても疲れない、そして水抵抗が極端に少ない細糸…と、益々
スポーツ性の高い「釣り」となっています。しかし同時に新しいフィールドにおける、
より厳しい釣りとして、更に高度の精神性も要求されています。