6月7日(シュトッツガルト〜ドブロヴニク) 今回、携帯電話は目覚ましとしてもかなり優秀に役立っている。ドミで他に人がいる場合は枕の下においてバイブだけで目が覚めるようにもできるなぁとか思っていたけど、現在お部屋独り占め状態なので鳴らしまくりで。 8:40にチェックアウト後、歩いてシュトッツガルト中央駅のSバーン乗り場へ。 ここから空港へは「S3」に乗ってまいります。 地方空港だからとナメてたらあきらかに福岡空港の4倍デカいシュトッツガルト空港 シュトッツガルト空港、あまりに大きくてビックリ!早めに来ておいてほんとよかった。 本日乗りますHLXのカウンターでチェックイン。セキュリティを通り、ゲートを探してうろつくも、迷子になるんじゃないかという広さ。ごめんシュトッツガルト空港、本気でナメてかかってた。 パスコンはゲートの前で行われる。ちょうどがら空きだったのでヒマだったのか、審査官のオジさんがえらく話しかけてくる。3分くらい雑談タイムでした。ローカル空港ならではのゆるさなのでしょうか。
飲み物食べ物はすべて有料なので、ワタシは昨日買っておいたパンと水を飲んでしのぎます。フライトは1時間50分。 HLXの機体はとにかく目立つ。んとに可愛いなぁ。 アドリア海のリアス式海岸を見ながら南下〜。碧いねえ
さて、旧市街行きのシャトルバスでも探すべか…と外にでた瞬間、ンザザザザー!!!!と粒の大きな雨が滝のように降ってきた。ぎゃ〜〜!!やめてぇ〜〜〜!!!!憧れのドブロヴニク、雨で観光なんていやぁぁあああ。 だいたい地中海に雨なんて禁物!(勝手なイメージ) さて、コーチ並みにでかいシャトルバスはうねうねと海岸線を走り、旧市街へ。聞きしにまさる客引きのパワフルさ。 旧ユーゴ諸国はSobe(ソベ)という自分の家の空き部屋をツーリストに泊まらせる民泊システムがメジャーだそう。なんたって旧ユーゴ諸国はホテルが少ない!という話らしい。だから客引きは手に「sobe」とかかれた札を持って、バス停にうじゃうじゃいるのだ。 で、ワタシが何度もこの客引きの話をききつつSobeに泊まった経験から察するに 「英語で客引きするsobeはやはり高い」 「ホテルの数が絶対的に少ない分、値段も強気」 「な〜〜〜んもないしょぼ部屋で4000円は普通」 「英語なんかしゃべれないおばあちゃんのsobeがよさそうだが、コミュニケがとりにくく気疲れする」 などなど…。 まあとにかくクロアチアの、いやドブロヴニクの宿は恐ろしく高い。そんな感じです。人気の観光地だもんね〜そりゃ強気だわ。
しかしそのsobeのシングルルーム(200クーナ)はうまっていて、あとは400と600の部屋しか空いていないと。それは立派な部屋だったが、400クーナといえば8000円…。んなアホな!それだったらユースホステルに泊まるわい!と泣けてくる値段。そこで、その家の近くにすんでいるイェッラおばあちゃんを紹介してもらい、そこへ投宿することに。350といわれるも、300に負けて〜というとあっさり300に。たぶんもう少し下がるなこれは。 ここがまたとっても素敵なところで、イエッラばあちゃんはほんの少しでも英語単語を知っているため、ちょびちょび話ができるのがよかった。この後、何件かsobeに泊まったものの、みんなまったく英語が通じないのでコミュニケーションが難しかった。このほどほどにっつーのがどうもキモのようだ。 イェッラばあちゃんとお茶をして、洗濯してその後ようやく旧市街観光へ。雨もずいぶんやんでいるが寒い!スニーカーを持ってきていて本当によかった。これがビルケンサンダルだけならわたしの足の指先は凍傷になってた(おおげさ)。 小さいながら迷路のように入り組む旧市街…すてき…。濡れた石畳、花のように咲く傘の群れもおしゃれに感じる。あ〜…ここほんと、人気なのがわかる。このこぢんまりさがたまらない。写真はたいしたことないですが、明日付けの日記にまとめて載せます。 夜は台所を借りてパスタをゆでて食べた。日本から持ってきた明太子パスタソースを不思議そうな顔で眺めていたイェッラだった。 旧ユーゴとの戦争の爪あとですな。修理なんかせずそのままで生々しいなぁ。 ●本日の出費(1ユーロ=約148円)(1クーナ=約20円) 乗車券(Stuttgart〜空港)…2.9ユーロ 水…2.8ユーロ シャトルバス(空港〜旧市街)…35クーナ ネットカフェ(1時間)…15クーナ カフェ…9クーナ |