![]() インド西部爆笑編 2000年9月15日 ジャイサルメール ううううっ!重い!眠りから覚めかけたとき、なぜか体が重い。 な!なにかが布団の上に乗ってる!金縛り?キャー!!!顔が濡れてるううう!! と、思ったら砂漠の夜露を布団がいっぱい吸って、3倍ぐらいの重さになっていただけであった・・・。 顔も髪も、布団からでている部分はびしょびしょだ。夢遊病でシャワーを浴びたみたいに濡れてる。 最初は気持ち悪かったけど、どうせすぐに日が昇りこの湿気た布団もなにもかもすべて カラカラに焼き尽くすはず。ひんやり心地いい空気を感じながら、早朝の村をふらりふらりと散歩した。
お世辞にもおいしいとは言えないママズゲストハウスの朝食をもさもさ食べながら、さあ、一泊の値段交渉。 ドリンクもろもろ、飯三食、キャメルライド、一泊宿代すべて込みで3人で2000RSという。 もちろんそれを、ハイさいですか〜と飲み込む私たちではない。 「いうなれば野宿なんだし、キリのいいところで1人500RS。それ以上はやだ」 とカカリが告げるとあっさりOK。ガイドブックを読み返すと、まあ相場の金額のようで(でもガイドブックのは どれが含まれていくらかというのがわかりにくい)問題ナシ。 (※この後バスの中で初めて日本人3人組旅行者(逆ドリカム編成)と出会ったのだが、 そこでかおちゃんが仕入れた情報では、その人たちは3人キャメルライドツアーで7000RSだったらしい) 帰りは地味にローカルバスにてホテルパラダイスへ戻ることにする。ローカルバスを 待っている間にも、インチキくさい東洋人3人娘を物珍しそうにみつめる クーリー村の人々。子どももかわいいし、女性の民族衣装は美しいし、やっぱり 人と遊ぶのって楽しいなと思う。言葉が通じる係ちょーがちょっぴりウラヤマスィー。 その後乗り込んだバスの金額は3人で50RS。どうやって3人で割れるんだ?謎。
鬼軍曹(係ちょー)のいぬ間に、かおちゃんとこっそり唯一の ささやかな楽しみ。ポカリスエットを作って 飲んだのが唯一の反逆でしょうか。しかし見つかってリンチを受けてしまいました。うそ。 地平線にボコっと切り株のようなものがジャイサルの城砦 実はこの後、宿の兄さんおすすめの近所のレストラン風の場所にメシを食いにいったのだが、 待っても待ってもメシがでてきやしねえ!!どうなってんだ! 注文取りにきたじいさんをみたときに辞めておけばよかったのだが、そんなこといっても あとのフェスティバル。あとの祭り。 階段を5分くらいゆらりとあがるそのしぐさ。私たちが座っているところから 下を除くと、じじいの姿が見える。す、座ってまったりしてるよ! はやく作れじじい!という感じだ。もうぐうぐうとお腹のムシだけが 怒っているよ。トホホ。結局注文後1時間半してからカレーにありつけた。 そんなことをしながら、また城内をぶらつき、外国人に話しかけるのが好きらしい ちびっこにビー玉と10パイサを恵んでいただく。 なぜ・・・。もちろんお返しを期待しているのだろう。ふふん。心は貴婦人、サイフには なにもなしの私にはお返しする金はないんだよね。こういう場合、なんか日本から 金のかからないかさばらないもの(和紙とか?)持って来てた方がいいなあーと つくづく思う。
結局今日は町をブラブラするだけで終わってしまった。なんだか暑いし パラダイスの居心地はいいわでついついだらけてしまう私たち。 さあ!そろそろ終盤。明日にはここを出発し、またまた大移動の始まりだ! むかうはハリドワール。ガンジスの聖地のひとつだ。ゴーゴゴー!! 本日の出費 ※共同サイフを作り3人分の出費はまとめてはらっています。 ◆で表現したものは3人の共同サイフで共同のものを買ったり乗ったりしたときの 金額。3人分。■で表現したものは個人のおみやげなどを買ったものの表現です。 ◆クーリー村滞在費すべて 1500RS ◆バス代(クーリー村〜ジャイサルメール)50RS ■水 10RS ◆パインジュース 75R ◆昼飯(じじいの店) 180RS?(忘れた) ◆大根 7RS ◆チャイ 10RS ■アップルジュース 30RS ◆夜飯 210RS ◆水 10RS |