![]() インド西部爆笑編 2000年9月14日 ジャイサルメール(クーリー村) 今日はとうとうインドの砂漠だよっ!キャメルライドだよっ!てなわけで心もはずむ。 来る前から「期待するほどの砂丘はないからね」と女教師係ちょーに言われ続けて いたので、オトナシク期待せずにおこうと思っているのだが、やはり思いは高まるばかり…ウットリ 係ちょーの調子もなおったようだし、あとは砂漠の村クーリー村へ向かうばかり。 本当かどうかよくわからないがジャイサルメールの地の元になったという 貴族ジャイサルさんのお宅を改造したハベリのホテルのレストランにて 貴婦人気分のブレックファースト。鼻水を出しすぎていいかげん鼻の下の皮もガビガビだが 気分だけは気高くいよう。思い込むだけならタダだもん。
ということで、今日の12時に城の下の広場にてシン様と待ち合わせ。 べつに「様」なんかつけなくてもいいのだが、彼にはやはり「バグワンシン様」という 呼び名がとっても似合う。みなさんもジャイサルメールにいったらバグワンシン様を探せ!! 一度、宿をチェックアウトし、荷物を預けて1泊用の軽装で待ち合わせポイントへ。 インド時間ではなくグリニッジ世界標準時きっちり12時にあらわれた、インド人にしては生真面目な バグワンシン様の頭にはターバンがなかった。 「あっ、シン様!どうして」 などということは 訪ねず、シン様みずから運転するジープに乗り一路クーリー村へ。約1時間の道のりだ。 ついた小さな村は本当になにもない、素朴な乾いた村。子ども達は栄養失調なのかほとんど髪の毛が 赤毛風だが笑顔は2000ボルトである。この村にどーんと派手なペイントで客を迎えるのが ママズゲストハウスである。バグワンシン様のお母さんがやる宿だとか。 土壁と藁葺きの屋根の丸い部屋が一応宿泊部屋であるが、外のほうが開放感もあり気持ちいい。 到着してミリンダをのんだりお話をしたりするのはいいのだが・・・・熱い。暑い。
ようやくサンセットに近づく17:00過ぎ、ラクダのお迎えで砂漠に出発! といっても大層なものではなく、この村から近い砂丘はラクダで約30分ほど。近い近い。 係ちょーはじっさまと、かおちゃんは青年と、そしてきあはボクチャンとタンデムして 一路三頭のラクダはのろのろと砂丘へむかう。いやっほう!!!ラクダの背中、たかーい、きもちいー。 きあの後ろにのるボクチャンはゴキゲンで歌を歌ってくれるので嬉しい限り。 「もっとうたってよ」とリクエストをしながら オレンジ色の砂漠をひたすら歩く。 ・・・しかしすでに乗って15分で股関節が痛い。キャメルライドで片道4時間ツアーとか あるけど、それに行く人、股関節はずれてしまうんじゃないだろうかと 余計なお世話を焼きたくなるほどだ。もし次にキャメルライドしに砂漠にいくことが あれば、ヒモを持参しようとおもう。足ヒッカケ用の荷造りヒモが役立ちそうだ。 ふわーっといきなりそこにある砂漠。ほんと唐突な感じ じゃじゃーん!地平線のお皿に鎮座まします砂丘。なによ!思ってたより全然綺麗じゃん! 大きいじゃん!期待すまいとおもっていただけに、感動もひとしおだ。じいーんじいんじいーん。 結局片道40分ほどで砂漠の上に到着し、思い思いに砂漠でくつろぐ。 じいんじいんじいーん。土地の歌をうたうオッサンの歌声が遠く響く。 もう、砂漠好きにはたまりません。 モロッコの砂漠は、どこまで見渡しても砂漠で空恐ろしかった。インドの砂漠はほんと、 お皿の上にちょこんとのってるデザートみたいだ。そう、生クリームみたい。
ちびっとチップをはらってその土地の歌を聴いてみよう。ああいいかんじ 本日の出費 ※共同サイフを作り3人分の出費はまとめてはらっています。 ◆で表現したものは3人の共同サイフで共同のものを買ったり乗ったりしたときの 金額。3人分。■で表現したものは個人のおみやげなどを買ったものの表現です。 ◆朝飯 220RS ◆リクシャ(城→郵便局→駅→城)40RS ■切手 40RS ◆電車代(ジョドプール→デリー) 675RS ◆ソフトクリーム 66RS ◆パラダイス宿代(トリプル2泊) 1500RS ◆ジープ代(城→クーリー村) 350RS |