モロッコ大騒ぎ編


プロローグ/8月27日/8月28日

1998年8月27日(水) 福岡〜関空〜ミラノ〜ローマ〜カサブランカ


くま&きあ、ダブルKで〜す(加護ちゃん風)
気合をいれて出入国カードに「バカンス」と書くわたし。 今回の旅の同行者、くまとの待ち合わせは 関空4階のアリタリア航空チェックインカウンター前。 ビデオ片手に現われたくまを急かして機内へ急ぐと なんと!偶然に、以前勤めていた会社の取引先の人が家族で 乗っているでわないかっ!キャー。仕事依頼?なわけないない。

そのMさん家族は、ローマで乗り換えてスペインに行くらしい。 まさか知り合いと同じ飛行機になるとは!もし、飛行機が落ちたら変な詮索されないかしら、 とわけのわからん不安を胸に、 機内食を胃袋につめこみ、ブロイラー状態で寝くさるわたし。

ミラノで1時間、ローマで5時間ほどのトランジットを終え、 やっとモロッコの空の玄関、カサブランカの ムハマド5世空港に着いたのは夜中の1:45。ついた〜!という感動よりも移動疲れが グッとくるよマイハート…
くまと相談して、空港で寝て朝を待とうと話し合っていたので、 迷うことなく、空港の寝にくい椅子の上で大の字 (ほんとうはくの字)になる。が、しかし。
「入国ロビーはぶっそうなので、出国ロビーで寝ようYO!」
イミグレを無視して居座ってたので警備のおいちゃんにたたきおこされ、無理矢理入国させられた(あたりまえだ)。 みんな日本のパスポート見て「オ〜、カラテ〜」というので、 軽く突きを披露し、喜ばしてスムーズに入国審査終了〜〜。 …なんの審査なんですか?

わたし達とおなじく、空港で朝を迎える人たちが多数、到着ロビーで 寝てたのでこれなら犯罪の香りもしないわね・・・と安心して寝ましょうということでよっこいしょ。 さすが年期のはいった欧米個人旅行者は、エアーマットを持参。ドラエもんかオマエらは。 そのとき、ここでちらりとひとりの日本人の男の子をみかける。 まさか、彼がこれから旅の同伴者となろうとは知るよしもなかった。

マラケッシュ・メディナのネコたん

本日の出費
●なし(関空やイタリア以外)




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