モロッコ大騒ぎ編


8月28日//8月29日/8月30日


1998年8月29日(木)マラケシュ

6:00前にセットしていた目覚ましが鳴る。 きのうの暑さとはうってかわって、むちゃくちゃ寒い。 ホントに朝晩の気温差がすごいなあ。Tシャツの上にウィンドブレーカをはおり、 そっとホテルを抜け出す。うひー、きんもちいい!


なぜかくまは写真に角度をつけて撮る

マラケッシュはマジでピンクシティ

早朝のメディナもフナ広場も閑散。昨夜溢れかえってた人はもういない。 プラプラと広場を散歩しながら、すでに働いているオレンジジュース屋台で朝の一杯。 うめーー!プハー。ビタミンビタミン〜〜。 あいさつババアになって、みんなに「ボンジュール」攻撃。 こりゃいい。こんだけ朝早いとうるさく寄ってくるヤツもいない。
その後、起き出したくまと合流して、メディナ内を散歩。 マラケシュの街が幻想的なのは、かべがピンクなところ。 たぶん、使う土の色のせいなんだろうけど、本当にきれい。 昼はグッタリしてたノラ猫があちこちでゲンキに動き回ってる。

ケンをたたき起こし3人で朝飯。フナ広場に面したテラスで、ハリラとチョコデニッシュをほうばる。 ハリラとは、モロッコのポピュラーなスープで味はミネストローネ。 暑さでバテても、これを飲めば栄養もつきそう。 ここのは本当においしかった。

その後は、メディナを抜けたとこにあるバヒーヤ宮殿にむかう。 この朝のうちじゃないと、とてもじゃないけど歩けそうにない。 ここは、たまに、現国王ハッサン2世も宿泊するという、 美しい宮殿。色鮮やかなタイル、中庭、壁や柱のレリーフなど、 THE・お口あんぐり。しかし昼になるにつれてとてもじゃないけど歩けない暑さに!!早々に宿にはいってお昼寝モードだ!



煮込み料理タジンで〜す
昼寝のあと、やっときました夕方の活動タイム。本当に、日が暮れかからないとウロウロ歩き回るなんてできないので、ある意味時間がもったいないほど。
宿の青年、ハッサンにうまいタジンを 食わせてくれる店をきき、出かける。 タジンとはモロッコのポピュラーな煮込み料理で、 羊や鶏や牛の肉の固まりと芋などを、専用の土鍋で料理するもの。 最初は喜んでくってたが、もうそれしかないんだもん・・・クスン。 飽きちゃうっす。
その後はぜひと願っていたフナ広場を屋上からながめるツアーを決行。 いや、なんてこた〜ない、そこらへんのレストランの屋上テラスへ 行くだけなのだ。500mlの安っぽいぬるい飲み物1本注文。 おお、先客ズラ〜〜リ。し、しかし、なんたる風景! 毎日がこんな風におまつり状態なのかなあ・・・ もくもくと屋台からあがる煙やら、雑技団のおいちゃんたちの音楽やら。 この祭りな状態は毎日なの?本当にエキサイティングである!!

テラスで隣り合わせたジモティ、サミールとハッサン。 この旅、何人目のハッサンだ?どんだけハッサンがいれば気がすむんだ? とても人懐こくて、独特の英語(Rが恐ろしいほど巻き舌。 ブレックファーストがブラックファルストになる)で話す。
しかし、この旅は、英語ペラペラのけんと、英語ペラくらいのくまが活躍。 あたくしは、のんびり景色を楽しむしかないのであった・・・。…ル〜ルル〜・・・・。


夕暮れてくるとフナ広場にも活気が

いろんなパフォーマンスで呼び込まれる

脳みそいかが?私はまずいと思った

「宣伝しといてくれよ!」と兄さん

テラスを降り、おキマリ、フナ広場の屋台へGO!! うろつこうと思ったら、すごいおもしろい陽気な呼び込みに 根負けしてNo.1の屋台へ。 フナ広場のオレンジジュース屋台、食べ物屋台すべてに 番号がふられてるので結構覚えやすい。 けんちゃんが羊の脳みそにチャレンジ。 味は・・・・男けんちゃん、泣いていました。一口食ったわたしも泣きました

マラケシュ、すごいいい。気に入った。 ピンクの壁のメディナも、人も、このフナ広場も。 明日はついにアトラス山脈越え。気合いれなきゃね!!エイエイオー!



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