やっぱつながってく! ■分刻みのスケジュール この旅に関してはとにかく、スケジュールを考えに考えて、さらに現地にいる方々ともお会いする予定をいれており、正直朝から「果たして無事にいくのだろうか?」と自分で自分の心配をしていた。 寝起き悪子ぶりをいかんなく発揮している奉行の寝姿をよそに、早朝からひとりでスピタルフィールドマーケットへ行く。うっはー。朝の空気ってやっぱりどこも気持ちがいい。都会だろうと田舎だろうと!地下鉄を乗り継いでリバプールストリート駅へ。11時からしか開いていないそうなので、期待はしてなかったけど、マーケットの前で朝ご飯を食べながら開場を待つ。ここは週末しかやってないとのことで、今日しかチャンスがないのだ。うわーー!見たいよーーー!!!・・・でも11時過ぎても一向に店はあかない・・・ショボン。しょうがないのでそのまますごすごホテルに戻り、奉行と合流してコヴェントガーデンへ。 このときのメモに書いている私の言葉。 日本の物価の約2倍であるが、5ポンドを1,000円と思ってはいけない。あくまでも5ポンドは5ポンド。そう思わないとやっていけないし、何も買えない。 奉行とはここでおわかれ。またきっといつかあえるね。と、また人前で熱い抱擁(ゲイカップル風味)でさよならだ。今回は、奉行との話がなければ、きっと渡英はあきらめていたかもしれない、それほどのキッカケとなってくれた。ありがとうを何度言っても足りないくらいお世話になってしまった・・・。 リバプールストリート駅から徒歩5分くらいでスピタルフィールドマーケット 奉行と別れたあと、また地下鉄にのってボンドストリートへ。 ボンドストリートといえばシャーロックホームズ!!・・・らしいですね。人から聞くまで知らなかったんですけども。ボンドストリートでは、スナフキン読者のAさんから紹介してもらった現地妻Nさんと待ち合わせ。Nさんには仕事の件であれこれお世話になったのだけど、また彼女もすごいやさしげオーラにあふれていてまぶしい。ベビーカーにかわいいハーフの娘さんを連れてきていたので、存分にハーフっ子ならではのビューティぶりを堪能させていただく。 その後、Nさんのご友人のHさんと合流して、ボンドストリートからピカデリーまでのんびり歩いた。またこのエリアがちょうど今「ホット」な場所で、すごく素敵な路面店がたくさんあるのだ!!!リボン専門店とかキッチングッズのお店とか雑貨屋さんとか。あーーーーーーーー!もーーーーーーー!私にはなんでこんなに時間がないの????明日の午前中にロンドンを離れなければいけないので、本当にまったく時間がない。ギャース! ピカデリーについたころは、もう日もとっぷり暮れてしまった。預けていたスーツケースを片手に、予約していたBBへ向かう。と、簡単に書いているけど、実はわたしがBBの住所をメモしていなかったので、NさんHさんに大変ご迷惑をかけることとなる・・・ぐす。ま、とにかく、タクシーを拾ってビクトリア駅近くまで走らせる。 このBBは、私が英googleを何ページも何ページも遡って、偶然見つけたBBなのだけど、と・に・か・くオサレ!!!!!!よくあるロンドンのアコモ一覧サイトとかには全然載ってない、いわゆる孤高の宿だ(つか、たんにオープンしたてでなにも営業活動してないっぽい)。 で、設備もすごくいいので値段もプチホテル並みだ。その値段にひるむも、大きなスーツケースをもってビクトリアバスターミナルまで行く自信がとてもなかったので、このターミナル近くのBBに決めた。もう、値段じゃないのだ、英国はっ。 いわゆるデザイナーズBBという感じで、小物からなにからすべてがかわいい。かわいいかわいい!(しつこいけど)かわいい!全部屋禁煙なので、喫煙派にはきついでしょうがイギリスの長屋風のおうちの仕組みからすると、火が出ると確実に隣も燃えちゃうもんね。みなさんマナーは守りましょう。 なんとシングル(ダブルのシングルユース)1泊16000円くらい(高っ) 無料インターネットもできる。あてくしが日本語IMEをインストしておきました。 んで。 今夜はこれで終わりかというとそうではない。昨年からハマっているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で知り合った英国在住の女性と夕飯をご一緒する約束をしていたので、遅くなってしまったがBBから電話をいれる。「いまノッティンヒルにいるので、いまから行きますね〜」ということで1時間後にBBで待ち合わせ。今日、会っているひとは全員外国人夫と海外在住しているパワフルな日本女性ばかり。正直うらやまし〜な〜。一度は海外のひとと恋に落ちてみたいなぁ〜と、ハンケチをくわえてしまった。くわえてないけど。 車でテムズ川を縦断し、テムズ川南部エリアへ。ひとりだときっとこなかったエリアだな〜。車窓にながれるテムズ川周辺の夜景がやけにきれいだ。翻訳家のMさんとだんなのDさんに連れられてポルトガル料理屋へ入る。サッカー中継をやっていて、やたらに熱く賑やかなムード。ポルトガル人はさすがにサッカー大好きらしい。ポルトガル料理名物のタラをたらふく(あっ、駄洒落!?)を食べて、ソフトドリンクを飲んで、さんざん楽しい会話をたのしんだ。いや、わたしの英語は全然だめなので、途中なんども会話が途切れたりしたけどね。Dさんもかす〜かな日本語しかできないし。ああ、私って異邦人。 やっぱりもっと英語がしゃべれるようになりたいなあ。ビジネス英語じゃなくて、雑談ができるくらいでいいから・・・。ためいき。 やっぱり、ひとってつながるなあ、人がつながっていくんだなあと思う。知り合いの知り合いであったり、ネットの知り合いだったとしても、いつかつながって会えるんだなあ。 25時前にBBまで送ってもらい、その後はバタンキュ〜。素敵なバスルーム、素敵なお部屋なのに堪能する時間もあまりなく遊びほうけてしまった。あーもったいない!明日は早起きしてお部屋を存分に見学してロンドンを出ます! ポルトガル料理といえば、魚!タラ!というわけでおいしくむさぼる つづく。 |