グラード資料
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■公式展開の様子
グラードのソーサラーは、『魔力(ウェンターナ・マテリアル)』と呼ばれる特殊な力を『ここではないどこか(ウェンターナ・フィールド)』と呼ばれる場所から引っ張り出し、呪文(記述式)に通す事によって望みの結果を得ます。
現時点ではその魔力の源は『つっつくとエネルギーが取れるぞ』程度としか認識されていません。あらゆる魔法士が血眼になって研究しているのですが、詳しい事はほとんど分かっていないのです。
そして、詠唱することで脳内に書き込んだ呪文を選択し、魔力にさらす作業をします。
つまり詠唱とは「脳内の○○段目の○番目に保管してある、エネルギーボルトという呪文を引っ張りだし、魔力に晒すよ」という命令文なのです。『呪文(記述式)』と『詠唱』は別ものなので、注意してください。
魔力を、脳内の呪文に通すと酷い負荷がかかります。ですので、詠唱をより迅速に行えば行うほど、脳が魔力に晒される時間が減り、脳への負担――つまり精神力の消費量が減るわけです。これが魔法士の『成長』です。
■公式発動の際の詠唱について
公式展開法ですが、グラードでの詠唱は『結合詠唱』と呼ばれる詠唱が現在もっともポピュラーな詠唱になっています。自分の周りに光の文字(詠唱端末)を投影させ、その文字に触れ、結合させる事によって一文、つまり意味ある文字、にしていくのです。
結合詠唱では、魔法士協会から提供されている特殊なクリスタル(発動体のコア)に刻まれた魔法言語(ルーン)を術者が展開する力場(魔力圏)に投射させます。
その投射されたルーンは淡い光を帯びた文字の集合体で、術者を取り囲む光の文字でできた帯のように見えます。術者はその文字に触れる事により文字を選択し、ルーンを移動・結合させることによって公式を選択し、呪文を完成させます。
例えば『火・水・風』というルーン集合体と、『撃つ・守る・消す』というルーン集合体があった場合、それぞれから『火』『撃つ』というルーンを選択、移動し、それらを結合させることによって『火を・撃つ』――火炎系の攻撃魔法を選択する手法をとっています。
この結合詠唱の利点は、選択・結合でミスしなければ、魔法発動の失敗が極端に少なくなるという点です。
魔導力学法技術発表当時は声による口頭詠唱が主流でしたが、これには呪文詠唱の正確さはもちろん音程、旋律、果てには声の高低にすら左右されてしまうため、音楽のように一種の才能ある者にしか使えない特権技術になっていました。
○詠唱術について
発動体の形状や、投影されるコンソールの形式はカスタマイズが可能なので、魔法士の好みや性格に応じて様々な公式展開術が存在します。そのため、PCやNPCは“演出として”詠唱の際の振り付けや表現を自由に変更できます。
ただし、それでルールを変更することはできません。
たとえば、両足でコンソールを操作する“詠唱演出”をして両手を使わなくても、両手がふさがれている場合、公式を使用することはできません。
発動体の形状や、投影されるコンソールの形式はカスタマイズが可能なので、魔法士の好みや性格に応じて様々な公式展開術が存在します。そのため、PCやNPCは“演出として”詠唱の際の振り付けや表現を自由に変更できます。
ただし、それでルールを変更することはできません。
たとえば、両足でコンソールを操作する“詠唱演出”をして両手を使わなくても、両手がふさがれている場合、公式を使用することはできません。
名前:TEK
10月31日00時25分(水)
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話題:3
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親番:3
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番号:4
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