第六話『応援到着!!』
GM:んじゃ3ターン目。スパイクとリースが目にしたのは、腹に出現しているほぼ致命傷に近い傷口からおびただしい血を流し、見知らぬ男が振り下ろした斧をギリギリで肩口で止め、それでもそこから血を流すガルフの姿だ。
リース:ガルフさん!!
スパイク:てめぇら並んで首をさらせーーー!!
スパイクは斧使いに攻撃。互いに少々ダメージを受けました。
ガルフ:スパイク、リース。この獣が『ユリクラウス』だそうだ。
スパイク:さっきからグルグル唸って噛みつこうとしてるそのちっこいのがそうかよ? 好かれてはいねーみてーだな!!(と言いつつ斧使いを攻撃)
ガルフ:ちっこいが、油断するとこうなる……(わき腹を指差して)
このラウンドは防御に専念しておこう。リース、すまないが回復を頼む。
リース:ガルフさん!……キュアーウーンズを唱えます。発動判定。1ゾロ出ませんように……。(コロコロ)
リース:ああ、もったいない……。回復量判定。(コロコロ)ガルフさん、6点回復です。
ガルフ:ふう……だいぶラクになった。すまないな。
GM:リースの回復魔法を見て、男たちが驚いた顔してるね。「回復魔法!?」「まさか……<エンジェル>がいなかったぞ!?」「独力で回復魔法を使ったってのか……まさか!?」
グラードオリジナル設定で、プリースト魔法は<天使>と契約し、天使を召還することによって発動するという設定になっています。
つまりプリーストマジックが使われる場合、必ずその側に天使が見えるわけです。
ですがこの当時、まだその設定が用いられていませんでした。ですのでリース君は『天使を召還せずともプリーストマジックが使える神官』という設定になったわけです。
GM:では、短剣、槍は驚愕しながらも現れたリースを攻撃っ。
リース:回避しますっ(コロコロ)あぶなかった。両方回避しました。
GM:では4ターン目ー。メリッサのほうは……。
メリッサ:……まだ着かない……。
GM:「メ……メリッサおねえちゃん……はやすぎだよぅ〜〜(ゼェゼェ)」
メリッサ:頑張れっ、ティナ!
ガルフ:次は戦線に復帰しよう。
スパイク:さくっといくぞおらー! 死ねや斧!!
ガルフ、スパイクはちょこちょことそれぞれ槍使い、斧使いにダメージを与えます。
リース君も必死に攻撃。短剣使いに少しばかりのダメージを与えます。
GM:ほいほいー。んじゃ、それぞれがそれぞれに攻撃します。回避してね。
スパイク:うらっ(コロコロ)回避成功! いくぜおらー!!
と、その時――。
メリッサ:注意報発令……子供がもがき始めました。そろそろミルクの時間と思われます(爆)
スパイク:ありゃ?(笑)
GM:次のターンメリッサ登場なのに!?(笑)
と、あいなりました(笑) どうやらメリッサPLさんのお子さんYU-KI君がぐずり始めたようです。
ガルフ:あ、そういやもう0時だ。
メリッサ:そうなんだよねー……。もうちょっと大丈夫……かな? 泣くまで放っておきます(爆)
GM:こらこら(笑) ちょうど良いし、ガルフとリースの回避が終わったところで休憩にしましょかね。
ガルフ:了解。回避(コロコロ)成功だ。
リース:相手をよく見て……。(コロコロ)成功です。
GM:ほい。それじゃ、ここでいったん休憩にしましょう〜。
<休憩中〜〜♪>
メリッサ:すいません〜。じゃ、ちょっと行って来ますね〜♪(パタパタパタッ)
見学者S:子育て……やっぱり大変そうですね。
スパイク:んだなー。
この時のセッションでは、見学者Sさんがいました。
ガルフ:ふう、休憩か。ひさびさのガルフは、どうも性格がちがう気がする(苦笑)
スパイク:しゃーねーわな。半年近くほっといたし、しかも第一回目をやり直しだからな(笑)
リース:……ふう。久々に前線に立つとドキドキしますね〜。
ガルフ:そうだな。いつも、俺とメリッサのツートップだったからな(笑)
リース:そうですね。それに、大抵前に出るときはパリィしてましたし(笑)
見学者S:でも、実際は今回が始めて。ってことですよね? キャラクターは。
リース:あ、そうですね。あー始めての戦闘はどきどきしますー(笑)
スパイク:次回予告! しゃれにならねぇダメージを受け、似合わねー悲鳴を上げるガルフ!
そこにかけつけたカッコイイ俺様に回復魔法を使うリース!
そして満を持していよいよ登場! それいけ鉄人!
次回の「鉄人娘、メリッサちゃん♪」 は「それいけ常時ダメージ12発!!」 だ!
待て次回!!!(笑)
ガルフ:……勝手に悲鳴を上げたことにするんじゃない。ってか知らないからな……。
GM:しっかし極端だねぇガルフ。7レベルファイタークラスの回避を見せたかと思えば、ボコボコになってるし(笑)
ガルフ:1ラウンド目に気を張りすぎたらしくてな。2ラウンド目は失血でクラクラしてしまった。
スパイク:それよりも「鉄人娘メリッサちゃん」を聞かれてやしないかと、俺のナイーブハートは震えっぱなしだ(笑)
注:しっかりログは残ります。
見学者S:……スパイクさんは明日の朝日を拝めるのだろうか……(笑)
スパイク:あは……あははははははは(虚ろ)
ガルフ:で、誰がナイーブハートだって?
スパイク:俺だ、俺。この俺の乙女のよーにたおやかでつややかできめ細やかな心(笑)
見学者S:……とばっちりを食らう前ににーげよっと……(脱兎)
リース:……スパイクさん、メリッサさんがいないからって……。
スパイク:よく言うだろ?「鬼のいぬ間に洗濯」って(笑)
注:ばっちりログは残ります。
ガルフ:……鬼?
見学者S:(高速退避中) 墓穴を掘った上に地雷まで仕掛けるとわ……(笑)
スパイク:(がしっ!) 見学者S!! 一緒に死んでくれ!!
見学者S:(高速退……) へぶっ!?
スパイク:逃がすかー!(笑)
見学者S:(捕縛され中) イヤー! 縛りはイヤー♪(←?)
スパイク:んだその『♪』は!?(笑)
見学者S:さぁなんでしょう?(笑)
リース:あ、あの、見に来てくれた人を巻き込むのは……。
スパイク:「一蓮托生」「一切合財」って言葉がある。昔の人は良い言葉を考えたもんだ(笑)
見学者S:「死なばもろとも」「毒食わば皿まで」「焼肉定食」etc。
GM:最後の言葉は大好きなんだが、古人が考えた言葉かは疑問だ(笑)
見学者S:フフ腐。(笑)
リース:はあ……。(なんだか楽しそうだし、いいのかなあ)
スパイク:いいじゃんいいじゃん。問題ねって(笑)
注:何度も言いますがログは残ります。
ガルフ:ダメージを累積していってると思うのは俺だけか?
スパイク:……そろそろ致死量なんでやめておこうかな(笑)
リース:……スパイクさん、なんか、泥沼な気がするんですけど……。
スパイク:うん。そだね……(笑)
ガルフ:いや、俺は別に止めないけどな(笑)
スパイク:助けに来てやったじゃんかよー! こっちも助けろよー!(笑)
GM:しかし……今回は特に料理関係での出目が極端だねぇ(苦笑)
ガルフ:俺は全般出目が極端だ(苦笑)
GM:ふつうセッションをやり直すと、出目が思惑と違って苦労するもんなんですがねぇ。より顕著になる例は珍しいです(笑)
リース:確かに、今回も要所要所でいい目が出てますよね〜。不思議だなあ。
ガルフ:グルメパーティーの称号が外れることだけはなさそうだな(笑)
見学者S:グルメパーティ……。『食いしん坊バンザイ』セッションでしょうか……(笑)
スパイク:(いきなりレポーター口調)「えー本日は、西部地方のリスニア国にある『皮鎧亭』におじゃましております。ここの名物料理はミケドリアの包み焼きと呼ばれる地方料理でして、野菜をミケドリアと呼ばれる動物の肉でくるんで焼く料理だそうです」
見学者S:(見学ちぅ)うは(笑)
ガルフ:ミケドリア……どんな動物だ?
スパイク:「ご主人、この肉はご主人自らが獲ったそうですが、大変だったでしょう?」(と、いきなりリースに振る)
リース:……え? 「あ、はあ、それはもう。大変だったんです」
メリッサ:(ぱたぱたぱたっ)とりあえずただいま……だけど? あれ?
リース:あ、おかえりなさい、メリッサさん。
メリッサ:おめめパッチリ、バタバタ動いているので、この後抱っこかもしれないです。
ガルフ:入力しづらそうだな……。
メリッサ:まだ抱っこじゃないけど……いつ、抱っこしてと言われるか。ああ、しゃっくりが……(汗)
ガルフ:ちゃんとゲップはさせたか?
メリッサ:したけど、ミルクがデロデロ出ている……もう一回担ぐか……。それにしても……(じと)……誰が鉄人だって?
スパイク:(ぎくっ)
この後、土下座せんばかりにスパイクが謝り倒し、なんとか鉄人娘の暴走は食いとめられました。
まったく、土下座までするくらいならやんなきゃいいのに(笑)
『最後の一人、メリッサ到着!』
ガルフ:では、再開かな? 5ターン目からだと思ったが……。
リース:メリッサさんがいよいよ登場ですね。
スパイク:そうっ! いよいよ鉄人娘の登場だ!(笑)
メリッサ:スパイク〜。後で覚えてろよ(じとー)
GM:ってなわけで5ターン目です。スパイク・ガルフ&リース・悪党三人組・鉄人娘 の順番ね(笑)
メリッサ:一番最後なのね……。
GM:悪党三人組の敏捷度は14なんで(笑)
メリッサ:はうぅ。←敏捷度13
スパイク:んじゃ普通に攻撃。(コロコロ)はずれ。くしょ。
GM:んじゃ、次はガルフとリースね。
ガルフ:では、攻撃……(コロコロ)
GM:ほい命中。ダメージどぞ。
ガルフ:その目はダメージ判定で出てほしかったなぁ(苦笑)(コロコロ)追加ダメージ込みで7発だ。
GM:むぅ、ダメージ判定では振るわないねぇ(笑) んじゃリース君どんぞっ。
リース:……メリッサさんと交代するべきかな。後ろのユリクラウスも気になるし。……行動を遅らせます。
GM:ほい。んじゃ三人組の攻撃、さっきと同じくリース・ガルフ・スパイクに10と言って攻撃!
スパイク:(コロコロ)ひらっ♪
リース:(コロコロ)回避しました。
ガルフ:(コロコロ)大丈夫だ。
GM:んじゃ、いよいよ鉄人娘の番だ(笑) ティナはその光景を見て真っ青になってるけどね。
メリッサ:ティナはユリクラウスに気持ちを伝えられるのかな?
GM:分からない。ただ、じっと青い顔をしながらも、ユリクラウスを凝視してるみたい。
メリッサ:誰があいてる? ターゲットになってないのは?
GM:リースが下がったから、一応槍使いが空いてるかな?
メリッサ:じゃ、槍使いに……。
ガルフ:いや、槍使いは俺が相手してる。空いたのは短剣使いだな。
GM:だ、そうです(笑)
メリッサ:……了解(笑) それじゃ短剣使いに攻撃ー。
スパイク:短剣VS超重量戦斧……勝負あったな……(笑)
メリッサ:(コロコロ)命中。 ダメージはっと……(コロコロ)
メリッサ:えっと……10発に……追加ダメージ5?
リース:……あの〜、それは相手が金属鎧でない限りクリティカルでは(汗)。
GM:オイオイ(苦笑)
ガルフ:さすがだな、登場していきなりクリティカルか(笑)
メリッサ:わお♪ おっけ。もう一回〜〜♪(コロコロ)
スパイク:メリッサよ、極端にもほどがあるぞ(笑)
メリッサ:「……」 メリッサちゃんは言葉を失っているらしい(笑)
GM:まぁ、ファンブルにならないとこだからいっけどね……えっと……合計で15発……って15発って……(笑)
リース:まあ、一回で十分な威力だと思いますけど。
GM:うむ。十分にもほどがある(笑) 短剣使いは倒れたよ。
メリッサ:死んじゃったりとか……する?(汗)
GM:どだろ?(コロコロ) えっと……ダメージオーバーとレベルと……(ぶつぶつ) 死んではないかな?
メリッサ:……ほっ。
GM:んで、それを見て斧使い、槍使いは逃げ出す。
メリッサ:逃がすな〜。
スパイク:ん? 追うか? 俺はそっちの食材……げふげふ(笑) じゃなくてユリクラウスが気にかかるんだが。
メリッサ:(ききっ!)あ、そっか。
ガルフ:今はユリクラウスが先だ。では、縛ってあとで話しを聞くとするか。
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