第四話『戦士の休息』

GM:それじゃ、どうせなら休憩にしましょっかね。(ぐき、ごきっ)
 リース:そうですね。
ガルフ
:んじゃ、ちょっと掲示板をいくつか見てこよう。

 休憩中――。

メリッサ:戻りました。ログを確認します。洗濯、2回目を仕掛けてきました。旦那はお腹を空かせてポテトチップスを食べ出しました。
GM:(ずぞぞぞぞぞぞっ) おろ? 早かったですね?
メリッサ
:今日のお昼はカップラーメンで許して貰いました。なので、現在、用意中。
GM:(ずずずぅ〜)ご主人さん。ごめんなさい(ぺこぺこっ)
メリッサ:GMもラーメン?
GM:んにゃ。お茶漬けです(笑)
メリッサ:お。それもいいなぁ……こっちの日本製ラーメンは高いよぉ。一個、250円くらい。

 メリッサのプレイヤーは、仕事の都合で海外にいらっしゃいます。チャットでのリプレイならではですね。

GM:高っ!?
メリッサ:高いでしょう? でも、食べたくなっちゃうのよ。日本に帰ったら食べたいもの、いっぱいあるよー。
GM:わたしゃ、行き付けのラーメン屋のラーメンを半月食べれなかったら死ヌ(笑)
ガルフ:聞いてたら食べたくなってきた。近くにコンビニないしなあ……。
リース:戻りました。ラーメン……家では最近食べてないなあ。
メリッサ:高いよねー。カップラーメン。しめじなんかビックリよ。1パック6ドル(約660円)。食えるかーーーーー!!!
ガルフ:6ドル!? そんなにするのか。こっち(日本)じゃ100円しないのになあ。
GM:ちょいと缶コーヒー買って来ます。

 急にメリッサが身をくねらせはじめます(笑)

メリッサ:ガルフのエッチィィィィィ! いやぁん。(爆笑)
スパイク:あ、ログ読んだな(笑)
メリッサ:読んだ。(笑)
ガルフ:ケッケッケッ。カマトトぶってんじゃねえよ(爆)←悪ノリしすぎか?
スパイク:まぁまぁまぁまぁ(笑) 
メリッサ:むむむっ。ぼかっ!(メリッサのぼかっは痛いよ)
ガルフ:どひぇ〜〜、ごめんなさいいい。
スパイク:おいおい。こんなところで主力がケンカすんなっ(笑) おい、なんとかしてくれ(笑)
リース:ふ、二人とも止めてくださいよ〜……(おろおろ)
スパイク:(しばし観察して)……やめろリース。死ににいくよーなもんだ(笑)
リース:確かに止めに入って巻き添え食いそうですね〜(笑)
スパイク:俺らの耐久力じゃぁ、ちょっちきついぞ(笑)
ガルフ:そういえば、いつだか殺されかけたな……。←以前メリッサと模擬戦をやり、死にかけたことある人。

GM:ん〜〜〜まだ(近くの自販機)2000札つかえんのぅ
メリッサ:2000円札はまだ見ていないなぁ。あ、お湯わいた。んじゃちょっとラーメン食べてきてもいい?
GM:どんぞっ。
メリッサ:じゃ、食べてくる。ごめん。
ガルフ:紅茶入れてこようっと。
GM:コーヒーも飲んだし、今日はギリギリまで付き合う準備はあるぞぉ〜〜〜〜(笑)
ガルフ
:昨日サッカー見てたから、ちょっち睡眠不足……でも、がんばるぞぉ

GM:(不意に)

 剣という物質……。
 ただ、一つの金属を力学的に繰り易いよう加工された物体。
 だが、あるものはこれに魂を込め、またあるものはこれを手に入れるために金と命をつぎ込む。
(ナンセンスだ……)
  己が手にした剣……刃の長さは60センチ程度だろうか……をぼんやりと眺めながら、ガルフは一人呟いた。
  鏡のように磨かれてなどいない。幾つもの刃こぼれと、血曇り……折れよとばかりに振り抜いてきた結果だ。
  だが、やはり多少の思い入れは生まれているのかもしれない……やはり自分もこの鉄の塊に頼ってきた。 生きぬくために。
 折れよとばかりに振りぬいても折れるなと祈り、当たり前と思いながらも、ついた血曇りには心を曇らせた。
 そこいらの死体に転がっていた剣……それらを周りの傭兵のように拾い集めて利用しないのも、単に己の剣の手入れに信頼があるだけではないだろう。
 (愛着か……ナンセンスだ……でも)
 そういった感情は必要なのかもしれない。喪失感 ―― 時に、それは自分の命すら救う時もある。
 ガルフはぎゅっと柄を握りしめた。何度も血のりで滑り、戦に出てから五度、すべり止めの布を巻きなおしている。

ガルフ:「そういえば、手元にあの剣がないのは何年ぶりなんだろう?」
GM:傷で疼く頭で、ガルフはぼんやりと考えていた…… って、もうやめやめっ(笑)
ガルフ:ちょっと残念。だけど、再開しましょうか。
メリッサ:残念。
リース:さっきから見物してました。やっぱりついつい先を待ってしまうという……。
GM:なぁんか皆の反応ないと思ったら……分刊小説じゃないんですから(笑)
メリッサ:あっ。やぱ。やーな気配…… GM。また変わりお願いします。洗濯が……。
GM:ぬ? ここまで待ったんですから、待つぞ?
ガルフ:「物心ついたときには、そばにあった……父親の形見だって、オヤジがくれたんだったな」続きよろしく(笑)
GM:とまぁ、他の人も分間小説を望んでるみたいだし(笑)

 やっと木登りを覚え始めた少年に、ガルフの父は自分の剣などを遊び道具の代わりに与えていた。
 最初のころは、この剣が嫌いだった。ヌメリと輝く光沢が爬虫類を連想させ、生理的な嫌悪感を感じたものだ。
 そんなものに、いつから命を預けるようになったんだろう……?
 そんなことを考えながら、ガルフはストンと片膝をついた。 
  瞬間――その頭上をなにかが凄まじい勢いで通り過ぎるっ!
 ガルフはその空圧を首筋に感じ……

メリッサ:今度こそっ。洗濯3回目中。
GM:あい、おかえりぃ♪
ガルフ:「なんだ!?」……あ、おかえり。
メリッサ:いや。洗濯が3ターン目に入りました。ふう……
ガルフ:3ターン目(笑) 多いねえ。うちは4人家族で1回で終わる。
メリッサ:白いのと色物は分けるでしょう。最低2回。
 ガルフ: 色物は前もって洗っておく。風呂の時とかに(笑)
メリッサ : そっか。賢い。
GM:んじゃ、しばらくは大丈夫? 始められる?
メリッサ:うん。しばらくは平気。ごめんね。みんな。
GM:ほいほいっ♪ んじゃ、下るということになったけど、皆さんそれでいいんですよね?
一同 :は〜いっ。
メリッサ:ということで、キャラクターに戻ります。


GMの独り言
 結局休憩の方がよく喋ってるね(笑)
 あと、時々私はチャットでああいう風に場面、場面を書き出す癖があります。結果、そのせいで休憩時間が延びたんですよね……(笑)
 まぁ、一応は好評でしたので、よしとしましょう(笑)