第40回 「能を知るつどい」のご案内

テーマ ― 「卒都婆小町」

薄汚れた片意地な老女(じつは小野小町)が高野山の僧と仏教問答を交わすうちに深草少将の霊に憑かれ物狂いとなるも終には真の仏道に入る・・・

■内容

1:テーマと面、装束の選択

2:卒都婆問答と狂乱の謡の鑑賞

能面と装束の選択には約束事があり、本曲では「姥」という老女面を用いるのが通例ですが、この度は地獄で妄執に苦しむ役に用いる「痩女」の面で演じられます。面による曲の雰囲気、演出の変化について、また、僧と狷介な老女との仏教問答、問答から物狂いへの転換の鑑賞について、初演から6年余を経て再び大曲に挑む本田光洋師に実演を交えてお話しいただきます。


講 師  金春流シテ方  本田光洋
日 時  平成24年6月23日(土)  午後2時〜4時(開場1時半) ※終了しました。
場 所  国立能楽堂 大講義室 (03-3423-1331)
案内図  能楽堂 案内図
会 費  一般500円 ・ 学生300円 
お問合せ  「本田光洋後援会」 電話 :080−3020−5700 
轍の会

7月15日(日) 午後 2 時開演、国立能楽堂にて


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