台湾乙女合宿
2007年2月23日〜26日



路地裏をそっとのぞくと、台湾の素顔にたどり着く


一日目二日目(九イ分)/二日目(市街)/三日目



■二日目・午後

九イ分の楽しさ覚めやらぬまま、タクシーで西門エリアへ。5年前泊まったのは「中山エリア」で日本で言うと青山通り?表参道?いや新宿?とにかくよくわからんがそんなかんじだったので、もーちっと違う場所がいいなあと思って決めた宿。とにかく原宿という言葉が似合うエリアらしい。でも泊まるホテルはその賑やかなストリートから1本南下した場所にあり、静かで大正解だった。


成都大飯店は評判のいいビジホ

台湾の安宿=ラブホの場合が多く、5年前は窓のないかび臭い部屋でうんざりだったが今回は窓のある清潔な部屋でホッ!どうやら日本人が予約をいれると優先的に「窓アリ部屋」にしてくれるらしい。泊まるだけなら上出来!

14時半にチェックインし、部屋でガイドブックをみながらワクワク待っていたら、30分後にウっ子参上!
「どうしたの遅かったね!」
「ひこーきがディレイしちゃって〜〜ごめんねー久しぶり!」

と、部屋で久々の再会を楽しむ。相変わらずビッグスマイルの元気娘。もちろん5分後には部屋をでてレッツ小籠包!!
タクシーで店の前に乗りつけて、さっそく小籠包をオーダー。わくわくわく、期待が高まるね。ココ最近の近況などを話しているうちにホッカホカのせいろがやってきた。じゃじゃ〜ん!わー!たっぷり!皮うすそう!うまそう!はぁはぁはぁ!

群香品
小籠包・野菜餃子・エビ炒飯
二人で486元(約1746円)

お腹ぺこぺこだったのもあるけど、ほんとに美味しい!もちろん鼎泰豊の小籠包のあの薄皮極ウマも忘れられないのだけど、この店はこの店らしいさっぱりの中にコクがある独自のおいしさがある。気取ってないていうか。ほんと小籠包あなどるなかれ。新宿高島屋の鼎泰豊よりは断然ウマい。
私の中での小籠包ランクをつけるとしたら 台湾鼎泰豊>群香品>小上海>シンガポール鼎泰豊>上海南翔饅頭店>高島屋鼎泰豊 かな。ってどんだけ鼎泰豊めぐってんだよぉ!あたしはさ!

ウ子と私の意見一致。「ちょっとこれうまくね?」(語尾あげ)

蒸して蒸して蒸しまくっております

ふかふか野菜餃子とぱらっぱら蝦炒飯

来たぞ群香品、待ってろよ群香品

満腹で店を出て、土曜日で賑わう永康街をブラブラ。店を冷やかし、ベーカリーで台湾名物パインケーキを試食。う〜ん、あの店にもこの店にも行きたい!いまだけ牛の胃袋になりた〜い!永康街は一軒でお腹を満たさずに、何軒かハシゴするのがよさそう。

「きあド街ック天国、今週は永康街です」

夕方には、第三の女・あっちさんが到着の予定なので、6時には台北車站周辺に戻りたいのだけど、ここから世界一高いビル・101タワーまでバスで一本で行けるし…行ってみたいなぁとモジモジウッ子に言うと「わー!私も行きたい!おのぼりさんみたいな超観光ルートも押さえておきたい!」という嬉しいノリのよさに、バスに飛び乗って一路101タワーへ。ほんとに台湾のバスってとても乗りこなしやすい!おすすめ!


世界一高い101タワーは竹デザイン

展望台入り口分かりにくかった〜!

91階の屋外展望台からの眺め。なんだこの景色? ちなみに福岡空港は街中なので、
飛行機からでも着陸態勢のときはこれより低い位置から眺めています…


屋外展望台の階段に記念撮影スペースあり
見上げるのに首が痛くなるでかさのタワーに入り、チケットを買ってエレベーターへ。このエレベーターがむちゃくちゃすごくて、89階まで昇るのに40秒くらいしかかからない。横浜みなとみらいに昇ったときもスゴイナァと思ったけど、この比ではない。あっちゅうまに展望台へ。翻訳機を借り(借りるためにパスポートを預けねばなりませぬ)、360度のパノラマをぐるり〜んと見るけど、はっきりいって飛行機からの景色ですなこりゃ。

この89階展望台から、さらに階段をのぼって91階屋外展望台にいくには、通常100元必要らしいが旧正月Fareということでタダ!春節ばんざーい★
しっかし…あきらかにビルが揺れているこのふんわふわ感、ゆらり感。三半規管がどうにかなりそう。足に地つかなさすぎ!こんなタワーマンションあっても住みたくないよ…タワー地下のフードコートでお目当てのパインケーキを購入して、待ち合わせのホテルのロビーへ急ぐ。


賑やかな夜の華陰街をブラリ。小物がいっぱい

30分遅れで到着した駅前のシーザーパークホテル(旧ヒルトン)。実はココ、わたしやりゃまたんが泊まっていた台北YHの隣。なので、りゃまたんにもこのロビーに6時ごろ集合ネ!と伝えておいたのだが来てるかなぁとロビーを見渡すと、すでにりゃまたんとあっちさんがふっつーに交流してる。あはは〜さすが旅人だね。初めて会うのに(しかも知らないもの同志で待ち合わせしてるのも知らないのに)すぐに話ができるっていいね★
まずは(私とウッ子の)腹ごなしのために、駅裏にある華陰街へ歩いていく。雰囲気はアメ横みたいな問屋街で、昨日バス降り損ねて迷子になっていたときに見つけた面白げな路地。
ここでしばらくぶらぶらしたあと、さ〜夕飯を食べにいくべ!と中山エリアへ。


今宵の晩餐は配合小姐おすすめ京鼎樓 どの店も職人の様子はよく見えるようにしてある
台湾びいるで乾杯。前菜系も普通にうまい! ホンワカりゃまたんは、見た目と違いかなりイケる口らしい。さすが南国の女。ウ子の酌の相手は頼む。かんぱ〜い!
まず小籠包をガッツリと注文。京鼎樓は、はなまるマーケットと共同開発した「ウーロン茶小籠包」が日本人に人気とのこと。私はあまりにもお茶すぎて、ブタのうまみ殺してないか?と思うのだけど、さっぱり食べたい人にはちょうどいいかも!皮が薄いのが好きな私とウッ子(配合さんは皮が厚めが好きとのことで京鼎樓イチオシだと後で聞く)は、群香品に軍配!

京鼎樓
小籠包他いろいろ
一人当たり345元


4人もいると本当にいろんな種類をたーくさん食べられて大満足!
蟹味噌小籠包、烏龍茶小籠包その他いろいろ〜

京鼎樓を出ると、街はかすかに小雨模様。4人でゆっくりソファのある店で女子トークしようや!とお目当てのバーにいくが、どうもクローズしてなくなってるみたい!台湾は店の移り変わりが激しいらしいのでしょうがない。中山三越あたりまでとぼとぼ歩き、周辺のカフェでなるべくくつろげそうな椅子のある店をしつこく探して結局ふつうの街カフェに落ち着く。
でも女ってほんとなんでこんなにしゃべることがあるんやろっ。たぶん毎回旅日記にはこのセリフかいてる気がするんだけど、ほんと面白いんだよね〜。このトークタイム!やっぱ旅は夫婦でいくより女友達でいくほうがいろんな意味でも充実だ。(ラブい相手とホニャホニャなことするならまあ別でしょうけどね)

閉店までねばりにねばって、店員さんから「クローズですよ」と言われるまで居座って、結局最後の客として店をでる。宿が隣同士のりゃまたんとあっちさんはここからMRTにのってお宿へ。「また明日の夕飯気が向けば一緒にご飯食べよう、あっちさんのケイタイに電話してね!」とりゃまたんとお約束してお別れ。まあ、彼女とは帰りの飛行機同じだから明日あえなくてもあさって空港で会えるもんね。
というわけで、私とウッ子は宿の近くまでタクシーで戻り、ローカルが集う地味な(しかし看板は派手な)マッサージ屋で真夜中に足ツボをガンッガン刺激していただく。あー早朝から夜中までもりだくさんだった〜今夜もぐっすり眠れそう。


中山三越横にある台湾版PRONTOっぽい街カフェで延々と深夜の女子ダベリ中

地元のおばちゃんが角質を削られていてうらやましく、明日は私もしてもらう!と心に決めた

ついにメインイベント!占いは三日目につづく


一日目二日目(九イ分)/二日目(市街)/三日目