ようこそ半タルの植物のページへ
 ここ馬車道通りの歩道に置いてある半タルのコンテナは全部で60個あります。各お店や事業所の敷地内にも同じようなコンテナがありますが、それは別です。そしてその中はコニファー類を真ん中に、周りを四季の花で飾っています。季節ごとに植え替えているわけです。ぜひ四季の花たちを見に来てください。
 それからこのコンテナに使っている半タルですが、サントリーのウイスキー工場で実際にウイスキーを熟成させるために使っていた樽です。その樽を真ん中で切って半分ずつ(だから半タル)植栽コンテナとして使っています。今度このコンテナの樽に鼻を近づけてにおいを嗅いでみてください。ウイスキーの匂いがするはずです。ほんとですよ。
 ところで左の写真の立て札ですが、この60個の半タルの中の一つのコンテナの中にあります、探してみてください。
県立歴史博物館前の半タル
通りの各ブロックの左右の歩道にほぼ4個づつ設置してあります。年間4回植え替えを予定しています。

ツルニチニチソウ
4月から5月の半タルの花は主にビオラです。
花をつける茎とつけない茎があります。ここにあるのは花はつけないかもしれません。
バンジーの一系統
パンジー(別名:三色スミレ)
花期は冬から春にかけて。
ビオラ
アイビー
ラインゴールド
すべての半タルの真ん中にはコニファーのゴールドクレストラインゴールドが入っています。
 木の香りの効果で精神安定や疲労回復効果があるといわれています。
ユリオプスデージー
キク科。多年草。鮮やかな黄色の花は、マーガレットのように一重咲きで、ひときは目立つ存在です。
オリズルラン
ユリ科 半耐寒性多年草
ゴールドクレスト
マリーゴールド
キク科。1年草、多年草。別名クジャクソウ。夏の暑さにも強い草花で、害虫を駆除する効力があるので、コンパニオンプランツとして他の花とよく混植されます。

 6月16日に半タルの花の部分だけを植え替えました。今回の夏の植え替えは「サフィニア」です。各コンテナに6株づつ入っています。今回は馬車道広場から太田町通りまでの44タルだけ植え替えました。残りの本町通までの16タルは3月にまだ新しく設置したばかりでしたので、今回はそのままにして、ビオラには次回の植え替えまで頑張ってもらうことにしました。
馬車道広場前の半タル
サフィニア
ナス科。多年草。ペチュニアの園芸種。晩春から秋まで次々とカラフルな花を咲かせ続けます。小輪多花から花茎7〜8cmのものまであり、花形はアサガオに似ています。環境の変化に強く、育てやすい草花です。(H15.6.19.撮影)
今回の(6月)植え替えはサフィニアだけと思っていたのですが、トレニアも植えてありました。
トレニア
ゴマノハグサ科。インドシナ原産の一年草で、初夏から秋まで次々と花が咲きます。サフィニアと花の形が似ているので、同じ仲間かと思ったのですが、違う種類ということです。花弁が上下で非対称なのが特徴的です。馬車道広場の向かいの半タルに入っています。
(H15.7.6.撮影、 マップ半タルNO.59

 9月22日(月)にタルの花の部分だけを植え替えました。今年は夏の陽気が変則だったので、サフィニアの生育が悪く、夏のタルはチョット寂しい状態でした。でも何とか今まで保ってくれましたが、ここへ来て急に枯れ始めてしまいました。ということで、今回の植え替えとなりました。
 今回は
ブラキカム・ムルティフィダアキランサスです。舌をかみそうな名前ですが、改良された園芸種ということです。各タルそれぞれ3から4苗づつ植えましたが、初めのうちはまだ小さいので、さわったりせず、大切に育ててください。
ブラキカム・ムルティフィダ
キク科、ヒメコスモス属。オーストラリア原産、多年草。
花色は、桃、青、紫、白など多彩で、草丈は低く、生長は早くよく分枝します。多くは宿根草です。開花期は3月頃から11月頃
(H15.9.23.撮影)
アキランサス
ヒユ科。非耐寒性多年草 、ブラジル原産。
夏の終わり頃から秋にかけて葉の先が赤や黄色に色づいて、大変華やかな株になります。花期は8月から10月頃。
(H15.9.23.撮影)

12月6日に半タルの一部を植え替えました。9月に植え替えたブラキカムが全滅だったため、その部分だけをビオラに入れ替えました。ブラキカムは9月に植え替えた当初からあまり元気がなく、不安でしたが、案の定見事にだめでした。(馬車道の地形上、日照不足が原因ではと専門の方は言うのですが。)ただアキランサスは何とか持ちこたえて、今はそれなりに頑張ってくれています。ビオラは春にも植えた花ですが、冬も大丈夫なんですね。ブラキカムの二の枚にならないように見守っていきたいと思います。
ビオラ
スミレ科。一年草。別名タフテッドパンジー。パンジーの一系統で、パンジーよりも小輪ですが、強健できわめて花立ちがよいのが特徴。花期12月から6月頃。
H15.12.12.撮影
ビオラの花の色はいろいろありますが、今回植えた色は、紫、黄、白の3色です。

 2月28日に半タルの花を植え替えました。今まではビオラが植えてありましたが、やはり日当りが少なく、また水やりも足りなかったため、だいぶしおれてだめになったところがありました。また株数が少し少な目だったため華やかさにかけました。今回は花の種類と株数を増やしましたので、前回よりは華やかになりました。これから暖かくなるので、花が元気になることを期待しています。
 今回の花はプリムラ、デイジー、ガザニア、ノースポール、ストックの5種類です。
ノースポール
プリムラ・ポリアンサ
キク科クリサンセマム属。花期3月〜5月。1年草、多年草。白花のノースポールと黄色花のムルチコーレがあります。ノースポールは寒さに強く、こぼれ種子でも発芽します。ムルチコーレは根が浅く、水切れに弱いので、かんそうに注意します。(撮影H16.2.29)
サクラソウ科プリムラ属。花期1月〜4月。多年草。別名セイヨウサクラソウ。名前の由来は他の花より早く咲くことから、ラテン語の「最初」に由来。改良品種が多く、多花のマラコイデス、黄花のキューエンシス、大花のオブコニカ、丈夫で多花の上の写真のポリアンサなど、有名な品種が多くあります。(撮影H16.2.29)
デージー
ガザニア
キク科ヒナギク属。花期2月〜5月。1年草。別名ヒナギク。長期間、次々と花が咲き続けるので延命菊、長命菊とも呼ばれます。花色や花形はいろいろあります。(撮影H16.2.29)
キク科ガザニア属。花期4月〜7月。多年草。寒さや暑さに弱く、日よけ霜よけ、凍らないように防寒するなど手をかけてやる必要があります。去年演出部に多く植えた花です。今年の演出部にガザニアは二年目の花を咲かせるでしょうか。楽しみにしています。(撮影H16.2.29)
ストック
アブラナ科マッティオラ属。花期2月〜4月。1年草。一重咲きと八重咲きがあります。茎先に多数の花がまとまって花房をつくり、下から上へ咲き上がっていきます。(撮影H16.2.29)

メランポジウム
キク科メランポジウム属、一年草。花期7月〜9月。メキシコ原産、日本の夏の高温多湿に強く、黄色の小花が夏の間咲き続けます。日なたから半日なたでもよく育つ丈夫な花です。(撮影H16.6.20)
キョウチクトウ科カタランサス属。一年草。別名ビンカ。花期7月〜9月。毎日咲き続け、花が絶えないことから「日々草」の和名があります。一日花ではなく、3〜4日はもち、十分な日照と高温が続く限り次々と咲きますが、気温が下がりはじめると花が小さくなり、下葉が黄色くなって、秋の到来を告げてくれます。(撮影H16.6.20)
ニチニチソウ
インパチェンス
ツリフネソウ科インパチェンス属。別名アフリカホウセンカ。一年草、多年草。花期5月〜10月。属名のインパチェンスは「忍耐出来ない」という意味で、熟した果実に触れると直ちに裂開する性質から付けられたものです。本種はアフリカ中部東岸のサンバジル島原産の多年草ですが、日本では春まき一年草として扱われています。(撮影H16.6.20)
ベゴニア
シュウカイドウ科ベゴニア属。一年草、多年草(球根植物)。花期種類により異なり周年。東アフリカのタンザニア北部とケニア南部の限られた地域に分布している常緑性の多年草です。一年を通して室内で栽培できる植物であることから、盛んに品種改良が行われ、多彩な品種群が作り出されました。茎が直立するものやほふく性、ツル性などがあり、木立性、球根性、根茎性に分かれます。花色や花形も様々で、一重、八重、覆輪咲き、つぼ形花などがあります。(H16.6.20撮影)
トレニア
ゴマノハグサ科トレニア属。別名ツルウリクサ、ハナウリクサ、ナツスミレ。スェーデン人の牧師「トレン」の名にちなむ。(H16.6.20撮影)

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