いわゆる、『寺子屋』に相応するものから、魔法士協会の者が基礎的な学問を教えて場所としていくつか存在しているようです。
その中のひとつに、
『江ノ島塾』
幼児から成人するまでの少年少女を預かっています。
フソウ街以外の子供も預かっており、入塾には特に審査もありません。
そこで、子供たちは基礎的な読み書き算術、また近年トロウ生まれのいわゆる2世3世のフソウ語離れを防ぐためのフソウ語の習得にも力を入れています。
塾の基本理念は、『できれば文武両道』とか。
塾長は、カンゾウ=エノシマ。
江ノ島流神殺剣の達人であり、いかつい顔と巨体をしており性格も豪快ではありますが、子供好きであり教師としての才能も素晴らしく預けた親達も信頼しているようです。
教員も何人かいますが、現在は事情により全員非常勤。(近々復帰する噂もあるようです)
塾には道場も併設されており、そこに通う子供たちの剣術の腕もレベルが高く、トロウの剣術大会(ジュニアの部)ではいつも優勝候補としてあげられているほどです。
運営は塾長の私財と寄付、それとフソウ街の組合からの補助でなりたっています。