フソウ街にある治安の担い手、フソウ衛視局です。
衛視局という公的な組織でありながら、どちらかというと民間側の立場に立った組織となっています。
フソウでおこる犯罪の多くは仕事にあぶれた浪人によるもので、衛視局はこの捕縛よりも、彼らの更正や就職の斡旋に力を入れています。
とはいえ、衛視局の人達が腕に覚えがないわけではありません。いざテロリストや犯罪組織の摘発時には、道場などで鍛えたその剣技を遺憾なく発揮することでしょう。
衛視局には調査や探索をする人材が不足しており、何か事件が起こった際に、その背景を調べるために冒険者を雇うことがたびたびあります。
現局長のムームーは民間人の出で気さくな人物です。剣の腕は局内で一番ですが、自ら剣を取ることを嫌っています。