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マ ル タ プ チ 留 学


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スピノーラ湾にうかぶマルタの小船




‖なぜマルタ?

ヒトヅマかつ自由業。働かなきゃ収入ゼロ、保障ナッスィングなワタクシが、夫をひとり残してなぜマルタへ。 しかも三十路を過ぎて(照)のプチ留学なのか・・・まずはそれを語らずにいられまい。

旅好きなら皆が思う「あー旅先で、いろんな人のコミュニケーションが取れたらどんなにたのちいか・・・」という 願望が私にもあり、02年春よりエゲレス人先生によるプライベートレッスンに通うも、週一のチンタラペースに イマイチ満足いかず。 少なくとも4年前から留学したい留学したいとギャアギャア言っていたアタクシは、レッスンに通いつつも 留学したいなあ〜ほんの数週間でいいから、英語圏の国で自分にプレッシャーかける毎日を過ごしてみたい(マゾ?)と、 ネットにて、いろんな留学先を探してはため息をついていたのである。

しかもわがままなことに「いくなら地中海沿岸がいい」。・・・フザけた奥さまですね、我ながら。単に自分の好きなエリアに行ってみたいというだけなのですが。地中海沿岸を見回してみても、アラビア語、トルコ語、ギリシャ語、スペイン語、イタリア語、フランス語・・・英語圏の国なんかないやんけー!! 英語留学と聞くとまず思い浮かべるのは、アメリカ本土、カナダ、オーストラリア、イギリスという 英語母国語大国だとみなさんお思いになるでしょうが、お得が大好きしっかり奥さまはそんな物価の高いところになんか長くいけませんと、ちゃっかり感覚にて却下。ちゅうか、どの国もイマイチ食指をそそられないんだよね・・・

と、いうアタシは、とある国の存在を知らずにいた。そこが、まさか、英語圏だとは知らなかったというのが正解だ。 もうどうやってそのサイトにたどり着いたかはわからないが、いつものように語学留学サイトを見回っていたとき、 聞いたことがある国に目が留まった。
「地中海に浮かぶ島マルタで英語を学ぼう」
・・・えーーっ!!!マルタって地中海なんですかあ?マルタって英語圏なんですかあ??当サイトの人気投稿コーナー「世界のポスト」宛てに、多くの人からマルタポストをいただいておきながら、実はあたしサンマリノの位置にマルタがあると思いこんでいたのですね・・・。目からウロコとはこのことです。ポロリポロリ。
ピラミッドより古い歴史をもつ遺跡が点在するマルタ。
シンガポールより小さな面積のバカンスの島マルタ。
地中海のどまんなか、文明の十字路マルタ。
英語はイギリス英語、食べ物はイタ飯風味マルタ。
・・・ああ・・・マルタがアタシを呼んでいる・・・まず私はヒゲを洗脳することからはじめた。いきたいのいきたいの、ねえねえねえねえ〜

「俺はね、お前のやりたいことに反対はせんよ。好きなことをしなさい、行きたいなら行けばいい。ただし」
そう言ってヒゲはあたしにむきなおった。ゴクリ。ただし?ただしなあに?
「ただし、指輪をしていきなさい」
・・・ムリムリっ!太ったから入らないんだってば!指輪!
普通の人ならなんの問題もないこの条件、私には東大に入れというほど(大げさ)無理難題である。で、結果はというと 当然入らないまま旅立ったのですけどね。えへっ★(舌をかわいらしくペロリと出すきあ)

マルタではホームステイをすることにし、ネット上の代理店に世話をしていただき無事に決まってホッ。
しかし、プチ留学とはいえ、やっぱり旅心はうずくもの。とりあえず40日間の後半の3週間を語学学校にあてることだけ決め、 前半の2週間は自由期間。船でイタリアいこうかな、あ、シチリアが近いし。チュニジアまでいっちゃって砂漠もいいなあ〜。と夢はふくらみまくる。
マルタは学生ビザが必要ないので、向こうに到着してから学校の手続きをするというのんびり作戦でも大丈夫なのだ。とりあえず学校は決めずに向かうことに。
さーーて、あとは旅立つだけか!?というときに、あのSARS騒動・・・
多くの航空会社が、アジア路線縮小。当然私が予定していた航空会社(オーストリア航空)もその影響を受け、おかげで決まっていたスケジュールもすべてフライトキャンセル。 泣きながら(?)手続きをしなおすというハプニングもありつつ、思い立ってから出発までおよそ8ヶ月間。 私は意気揚々とマルタへ飛んだ。5月22日関空発。帰国は40日後の7月1日である。


↑ネットで拾った地図だけどこれおかしいぞ!ボスポラス海峡どこにあんのよ!


※マルタ留学に関しての個人的な相談はメールなどで受け付けておりません。ごめんよ(本当にもう個人ではそれぞれ対応しきれんとです)

※なお「私はもう独立したオトナであり、親に承諾を得る必要ナシ!」との男らしい勝手な独断により、私の両親・ヒゲの両親ともにこの旅(プチ留学)については告げぬまま、今に至ります。ウフフ、意外にうまくごまかせるものですね。THE悪妻。


以下つづく・・・