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  [No.128] Re: 【レスOK】エクアドル王国(政治・宗教) 投稿者:徹人  投稿日:2009/01/09(Fri) 14:11:41

【政治】
エクアドル王国は国内全体では王政というよりは連邦制に近い政治体系である。
北部のエクアドル王国本土(国土の約3分の1)以外に各地に様々な種族の自治区が幾つもあり、
それぞれにエクアドル国王から自治権が与えられている。

自治権を得た種族は、年に二回、一定額の地税をエクアドル王家に支払うことと(ただしそれほど高くない)、
有事においては王家と他の自治区に全面的に協力することを契約される。

国内全体に関わる法や国家方針を決める場合は、「七盟雄」という7人の有力者を召集し、彼らの投票により決める。


『7盟雄会議』
エクアドル建国にあたって抜きん出た功を上げた3人の家臣の子孫である3公爵家、
そして初代国王に協力し、現在でも大自治区を持つエルフ、ドワーフ、クラケット種の長、
更にトヴァシュトラ帝国との戦争時代に活躍し、自治権を得たグリィラル種の長。
この7人を『七盟雄』と呼び、彼らと国王を交えた、年4回(四季に一度づつ)行われる会議。
戦時など緊急事態においては臨時的に開かれることもある。

エクアドル全土に影響を及ぼす憲法や重要法案の決定などは前述の7人の投票によって決められる。
国王には投票権はないが、会議の召集を行う権限と拒否権がある。

『存在法暫定緩和』
三大商人誘致政策の結果、かつてのトロウと同じように三大商人は闇種族を労働力にするために存在法の撤廃を要求した。
世論的にも隣の大国トロウ王国が存在法を改正したため、エクアドルでも同じように存在法の撤廃の論調が高まっていた。

そこで現王は七盟雄会議で各有力者に存在法についての是非を論じさせた。
エルフ種などからの反対も強かったが、会議の結果「20年間の期限付きで存在法を一時的に撤廃 期限が来たら改めて存続するかを論じる」
ということが決まった。

ただし、エルフ自治区を中心に未だに幾つかの自治区では自治区独自の法として存在法を存続させている。

とはいえ現在のエクアドル王国の大半は闇種族の人権が認められ、表社会に少しづつ姿を見せるようになっている。
他国からの闇種族の旅行者や商人も増えている。

『三大商人誘致政策』
先王と現王の2代にわたって続けられている商業政策。
かつてのエクアドル王国は資源こそ豊富だが、それを各国に流通させられるような強い力を持つ商人が存在しなかった。
そこで隣国トロウで強い力を持つ三大商人を積極的に誘致し、インフラを整備することで外貨を獲得する政策である。

はじめサラディンを迎え入れ、ミスリル、トロウ、トヴァシュトラを結ぶエクアドル・サラディン鉄道を開発。
ついで荒れた近海を整備し、グランカルヴァーの巨大船舶の停泊もできるようにするためラマンチェス港を建設。
最近になって、首都エクアドル郊外にエクアドル・カルティルト空港が完成し、陸海空のインフラを整わせた。

また、エクアドル本土のいくつかに経済特区を設け、そこに工場や社屋を建てると一部の租税を減免するなどの試みも行われている。


【宗教】

特に国教とされる宗教はない。首都エクアドルをはじめ、各主要都市には光の7神の神殿は規模の差こそあれほぼ揃っている。
現在進行形で開拓が進んでいる地域のため全体的にイーヴノレル信仰が盛ん。
エクアドル本土ではアルカーナとクオン、ラウンドテーブルマウンテンではアシュカヌスの信仰が強い。


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