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ほぼ最後の一日。11年ぶりにヴェルサイユに行きましょうか、ということに。去年、鏡の間の修復工事が終わったらしいので。卒業旅行以来。
初日に事情があり使わなかったため、5日用ユーレイルパスの一日分が余っている。今日使いましょうということで、国鉄のモンパルナス駅でそれを見せて、
郊外線に乗る。
たいていRERで行くと思うが、別ルート。 |
◆国鉄モンパルナス駅へ。 |
◆郊外へ出発。 |
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ヴェルサイユ・シャンティエ駅に降りる。9時です。
しばらく歩くと、ヴェルサイユ宮殿。チケット販売用の建物にも人が少なく、さくっと入場券を購入。
まず宮殿へ。ある芸術家のモダンアート作品群とのコラボということで、各部屋に大きなアート作品が。これが全然宮殿にマッチしないもので、終始違和感に包まれつつ部屋を移動。 |
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◆ヴェルサイユ・シャンティエ駅を利用。 |
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◆15分ほど歩く。 |
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◆外装工事中。近づくと窓も壁も絵でした。 |
◆各部屋に、いろいろなオブジェ。 |
◆邪魔なだけ。 |
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500枚以上の鏡を使った鏡の間。ここから庭を見るとなかなか壮観です。
宮殿を出るとグランカナル。その名の通り巨大な運河が庭にあります。ずっと続いています。11年前は広い敷地をとことん歩いたのですが、今回は南仏でも大活躍のプチトランをここでも利用。 |
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◆モダンアートをフレームアウトさせて撮影。 |
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◆鏡の間。 |
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◆色々な部屋を巡る。 |
◆寝室の一つ。ここで寝られるのかね。 |
◆でかい絵画も。ナポレオンの戴冠式。 |
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それに乗って、トリアノン等を回り、途中下車して運河・植え込み沿いを歩いて、宮殿の建物まで歩く。
帰る頃には、えっと思うほどのチケットの大行列。小さい窓口だったので、こりゃ全然進まないだろう。早朝に来て大正解。 |
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◆プチトランで広い敷地内を巡る。 |
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◆庭のグランカナルを眺める、 |
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別ルートで帰ろうということで、行きとは違うヴェルサイユ・リヴ・ドロワット駅を目指す。この駅までの道には、レストラン、カフェが並び、市場もある。
駅前で、クロックマダムを食べる。T氏はプレーンオムレツ。いずれも3ユーロほど。ちょっと高い。 |
◆トリアノン。 |
◆帰る際には長蛇の列。 |
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◆帰りの別駅への道中には、店が多かった。 |
◆クロックマダム。安くはない。 |
◆リヴ・ドロワット駅からパリに戻る。 |
ブローニュの森の西側のセーヌ川沿いを通り、パリへ戻る国鉄の別ルート。
この途中からパリが島のように輝いて見える光景は美しい。10年前も感じた通り。 |
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◆サン・ラザール駅に到着。 |
◆駅の正面。工事中。 |
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◆昔、来る度に寄っていた食器屋は健在。 |
◆こちらの店の陳列は大胆。 |
◆ヨーロッパ広場から、線路を見下ろす。 |
国鉄サン・ラザール駅に到着。
トリニテ教会を見て、ヨーロッパ広場へ。広場といっても、サン・ラザール駅から延びる沢山の線路をまたぐ、高架の交差点。
「マドリード通り」を歩いているのに気づく。「ヨーロッパ広場で、ん?ということは...」地図を見ると、リスボン通り、ロンドン通り、サンクト・ペテルブルグ通り、コンスタンチノープル通り...。 |
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◆広場に通じる通りの名は、欧州の都市名。 |
◆売店の雑誌。モニカ・ベルッチ遭遇は3度目。 |
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ヨーロッパ広場を中心に、そこから出る何本もの道にはヨーロッパの都市名が。何度か通った道でしたが、初めての発見。なるほど。
チェルヌスキ美術館に到着。アジア関係の美術館。無料と思っていたら、有料だったため、パス。
そのまま隣のモンソー公園に入る。モンスーリ、ビュット・ショーモンと並ぶ美しい公園の1つです。子供たちも遊んでいます。 |
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◆公園横のチェルヌスキ美術館。 |
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◆モンソー公園。 |
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◆公園は子供が多い。 |
◆ルモンド紙「金融危機。市場が狂ってる」。 |
◆CDGエトワール広場。 |
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凱旋門のあるエトワール広場まで行き、再び昨日行ったグラン・パレを目指す。やはり「裸のマハ」があるようだとわかったため。ピカソの特別展示をしていたのだが、その中にあるようで。
しかし、着くと長蛇の列で、全く進まない。夕方に来ようということに。 |
◆シャンゼリゼ・クレモンソー駅。 |
◆グラン・パレに来るが、入れず。 |
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一気に北上して、アベス駅。モンマルトルです。ダリの美術館であるエスパス・モンマルトルに。彫刻・絵画だけでなく、ホログラムや映像等、結構凝っています。 |
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◆よく泊まったティモテル。右は洗濯船跡。 |
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◆ダリ美術館。エスパス・モンマルトル。 |
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個人的にあまり好きでないテルトル広場を通り越して、サクレ・クールを横目に、丘の北側を下る。
子供がルーマニアの旗を持って走り回っている団体とともに、18区の名物のブドウ畑やシャンソニエのラパン・アジルを見る。
ラマルク・コランクール駅近辺は、階段が続き、モンマルトルらしい光景です。 |
◆シュールな美術館内。 |
◆テルトル広場。怪しい画家たちが集う。 |
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◆サクレクールには近づかずスルー。 |
◆丘の北側を下る。18区らしい好きな景色。 |
◆モンマルトルのブドウ畑。集うルーマニア人。 |
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コランクール通りをとことん歩き、モンマルトル墓地を跨ぎ、クリシー広場へ。来たバスに乗り、シャンゼリゼのロン・ポワンへ。グラン・パレまで歩く。
そろそろすっと入れるかなと思いきや、展示は終了。「明日来い」と。明日は、いないって。
まだ、閉館前のはずなのに...。日本では許されない適当さだな。ゴヤの絵は断念。 |
◆ラパン・アジル。 |
◆ユトリロの絵でも有名なシャンソニエです。 |
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◆フロマージュの店。 |
◆色々な店が並ぶ。 |
◆墓地を跨ぐ橋。青山墓地上の橋に似ている。 |
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シャンゼリゼを歩いてみるが、ここにはパリの風情はない気がする。
あいかわらず混んでいる1号線でバスティーユまで行き、シャロンヌ通りを歩く。これこそパリだよ。
昨日とは別の量り売りの中華屋へ。 鳥のカシューナッツ炒め、牛肉の玉葱炒め、豚の...と、おかずを200グラム程度ずつ頼み、チャーハンとサラダとラヴィオリ(餃子です)やらもテーブルに並べる。 |
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◆2車輌が連なったバス。 |
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◆量り売り中華屋。2軒目。 |
ビールも数本頼み、飲み屋状態。肉とご飯のプレートという食べ方をするのが普通なのか、店の若い子も不思議そうだ。向こうも大皿でテーブル回して食うだろうに。
「安いね」と言いながら、飲んで食ってお腹いっぱい。
遅くまでやっていた駅前のスーパーで、スパイスやらお菓子やら土産用の品を買い、宿へ。 |
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◆うまいし、安い。昨日の店より。 |
◆スーパーで土産を買う。 |